マイキーの妹で場地の彼女だけど彼氏は死んじゃった (ページ9)

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葬儀ページ9

「今日は……私の息子の圭介の葬儀にきてくれてありがとうございます」

「……」

今日は圭介の葬儀の日だ

圭介が死んでから食欲もないし全然寝れなくなった

食べても何も味がしない

でも頑張らないといけない

周りの方が暗いから

「虚空……」

「大丈夫……」

私の番がきたようだ

私は思い足取りで圭介に会いに行く

「ありがとう……こんな私を受け入れてくれて…しぬまで愛してくれて……」ボソッ

そして圭介のお母さんと向き合う

「息子の場地圭介さんとお付き合いしていた佐野虚空です。……素晴らしい人を産んでくれてありがとうございます」

「圭介は……本当にいいこと恋人になったのね。ありがとう。あのこも報われるわ」
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葬式後、圭介のお母さんに呼ばれた

「あなたにどうしても渡したいものがあるの」

そういって血まみれの指輪が渡された

「これ……」

圭介と一緒に選んでむこうがサプライズでくれたお揃いの指輪だ

「あのこがずっと自慢にして最期まで離さなかったものなの。一生かけて必要な大切なものだから大切にするって」

「……」

「それにね、あのこ、死んだ時、あなたから貰ったもの全部大切にもっているの。本当にあのこはあなたのことが大好きだったのね」

「……はい」

「よくいってたわ。大人になったら虚空ちゃんと結婚して千冬君と一虎君とペットショップ開くんだって」

「……」

圭介、私の目の前でそんなこといってなかったじゃん