マイキーの妹で場地の彼女だけど彼氏は死んじゃった (ページ14)

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出会いページ14

あれは桜が咲き乱れる春風がまだ寒いそんな日のことだった

私は何故か圭介と同じクラスでしかも隣の机になっていた

どう考えても担任の仕業としか思えない

しかも圭介が留年なんてするから噂になっていた

はぁ……ぱーちんでさえ留年してないのになんでこいつ留年しやがったんだんだ

「これからよろしくな!!虚空」

「……」こくっ

「早速だけどこれ教えてくれねえか？」

「……量」

「あ、これ先生から渡されたけど全部わかんねえ。明日の朝市までなんだよ」

いやお前、なんでそんな課題多いんだよ……

朝まで終わらないな、これ

「わからねえところあったら首席の虚空に聞けっていわれた」

先生、全部私に諦めて丸投げしないでください

私は入学したばっかだから
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「...ん？誰？」

「1組の松野千冬」

学校で本を読んでたら入学式早々、先輩をしめたやばい子がきた

なんでどこもやばい奴しかいないの？

「お前ここの字＿＿」

「虎違う。友達の名前ぐらい書けるようになって」

「おおー！」

「…流石成績トップ……綺麗な字なんだな」

「...で、お前はガリ勉でもねぇのになんでこんな格好なの？」

「あ？...もうダブれねぇんだよ。それにこの眼鏡は頭のいい俺の彼女が選んでくれたんだよ」

お前、他人でそういういうな

恥ずかしいから

「真剣...つか彼女いんのか……その見た目で」

妄想彼女だと思われてるな、これ