スキル幸運EXの糸師家長女3 (ページ19)

今日:5 hit、昨日:26 hit、合計:34,154 hit

慣れページ19

日本語でしっかりコミュニケーションを取る事を可能にする超高性能な翻訳機の開発の手伝いに関わることになったけど謝礼のお金を見て腰が引きかけた

お金持ちの狂いすぎた金銭感覚は我々、庶民の知っている金銭感覚とは天と地くらいの差があるといえるだろう

兄の年俸もかなり高かったのを覚えてるけど、やっぱり、感覚とは違うもんなんだな

産まれた環境が違うとここまで差を感じるものなんだ

「まぁ、いいか」

それよりも仕事をしよう。最近は多忙なアンリさんの手伝いをすることが多い。アンリさんも中々、大変だなとは思う

何せ、絵心さんは毎回毎回、会議で公式フットボール協会のことが大嫌いなのを隠さずに堂々と出して喧嘩を売っているのだから苦労は耐えないだろう

この間も可愛そうだったのでぐちにつきあげっていたが流石に同情した

アンリさんは僕と違って身内にエゴイストがいる特殊な環境に慣れてないから仕方がない

「空ちゃんは本当に絵心さんとは普通に付き合えるわよね……なんで？」

「兄弟が暴君だったのでこれぐらい簡単なんですよね」

「ああ、確かに………空ちゃんとこの兄弟って二人とも、サッカー選手だったものね………」

それだけではないが