スキル幸運EXの糸師家長女

勉強 ページ25

ブルーロックまで残り、半年。気が付けばあのプロジェクトに立候補してから驚くことに時間がたつのが早すぎる。

というかあれから、ゲーム友達の凪君に、美容の師範的立ち位置の友達のお嬢(未だに性別わからん)、サポーターしてあげてる幸宮君、凪君の押しかけ嫁(保護者)の御影君といった知り合いができた

絵心さんは上司なので除外しているが何かと過大評価されてるせいで胃が痛い。期待ってこんなに痛いものなんて思わなかった


幸運(ラッキー)って本当に色々とやばいのである。それはもう神様に愛されてるレベルだった

今日は弟の凛に頼まれて英語以外の科目を教えていた。何故か、双子の弟は頭を使う科目では英語以外はできずに赤点をとるのである

「凛、待って。なんで家庭科の酢飯の作り方がいろはすみかんで白米をたくなんだ？」

「違うのか？」

「……いや、酢飯じゃなくてオレンジジュースライスになるだけだよ」

「初耳だ。兄ちゃんはいってたのに」

「料理面は絶対に冴は信用するな。今度、一緒に作ろう。答えは酢だよ」

なんで兄弟揃って料理の知識が壊滅なんだろうか

「ん。酢飯嫌いだけど姉ちゃんとなら料理する」

え、照れてる。うちの弟がめちゃくちゃかわいすぎるんだが？？

これが別の相手だったら多分、殴って終わってただろうな

かわいすぎて頭をなでなでしておいた

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