スキル幸運EXの糸師家長女

勧誘 ページ8

河原で散歩していたら右側から飛んできたボールをサッカーで遊んでいた子供に返す為に蹴り飛ばしたらそのボールが偶々、物に色々当たってゴールインして歓声が湧き上がったので逃走した

「……」

ボールを蹴っただけなのにここまでできたのが奇跡としか言いようがない。運だとしても怖すぎだ

「流石はあの糸師冴を世界的MFにまで鍛え上げた天才だな。糸師空。いや、青い監獄のスポンサーというべきか？」

おかっぱ頭に眼鏡をかけた男の人に声をかけられた。え、この人て確か…

「元ドイツチームのノエル・ノアの元同期の絵心さん？」

「その通りだ。有名じゃないのによく知っていたな」

「雑誌で見たことあるので」

いや、ノエル・ノアが最初のライバルっていわせた強者だったはず……

「俺が青い監獄の責任者の絵心甚八だ。スポンサーを特定するのに時間はかかったがあえて嬉しいぞ。天才の妹」

「…こちらこそ、光栄です。絵心さん」

実力者がここに来るとか一体、何の用なんだ？

「糸師空。青い監獄の詳細は見たか?」

「確か、世界一のエゴイストを誕生させるでしたよね？」

全然全く覚えてないけど適当にいった

「その通りだ。そこで提案がある。お前の才能は青い監獄に絶対に必要だから裏方として来い。糸師空。来れば弟がモニターごしに見放題だぞ」

「いかせていただきます」

凛がいくなら断る理由がなかった。行くしかない

「よし、なら、早速、仕事だ。まずは強化選手を何人か探してきてくれ。お前が選んだ人間なら最終選考まで行くだろ」

めちゃくちゃな提案をされた。でも、幸運任せでいったらどうにかなるだろうな

雪宮君→←大好きな兄

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