救出 ページ9
「圭介!あそこ、三ツ谷が!」
「あ?おい!?三ツ谷!!お前、大丈夫か!?」
倒れてる三ツ谷を圭介が抱えた
「ーー場地?シエル?」
バッグの中から救急セットを取り出し、近くの自販機で買った水でハンカチを濡らし血を拭き取る
うわー、これ、えげつない力で殴ってるじゃない
絶対に縫わないとだめだ
「コンクリートブロックで殴られたのか。お前にしては随分派手にやられたな?
お前をこんな目に合わせられるってことは天竺の幹部だろ」
「ああ、二人だった。油断してやられちまったよ。とりあえず頭がいてえ」
「病院まで連れてってやるよ。どうせここから近いしな」
「それは助かるけど他の連中は?」
「連絡したけど何人かはでねえ。でも大丈夫だろ。強いし」
「ははっ、確かにそーだな。ってシエルに関しては完全に巻き込まれただけだな」
「あ?俺がいるから大丈夫だよ。傷一つつけさせねえし」
「お前は過保護すぎるんだよ。まぁ、お前も気をつけろよ?結構有名なんだからな?」
「三ツ谷、そこまで喋れたら怪我も大丈夫そうだな」
「ああ、ガンガン頭いてーけどな」
そりゃコンクリートブロックだし
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 美園さん» そんなこといわれたの初めてです。ありがとうございます (2021年11月2日 14時) (レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - つい最近この物語を見つけて,面白くて集中して最後まで読んでしまいました!もう作者様神すぎません?この小説で何回も泣かされているんですよ…夢小説でここまで泣いたの初めてですよ…ほんとガチ泣きで画面見えなくてやっと落ち着いてきて読んでたらまた涙出てきて… (2021年11月2日 14時) (レス) @page50 id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月24日 16時