ツーリング ページ34
とりあえず葬式が終わっても家に引きこもっていたもんだからマイキーに引っ張り出された
無言でマイキーの後ろに乗り海まで連れていかれた
そして、イザナにあった話を聞かされた
たいやき君か……
「鯛焼くんは海に帰りたくて帰ったんだったから自業自得」
「そーゆー選択なのか。お前は」
「……海に帰りたかったのは自分の居場所がほしかったのかもしれない」
あの歌は色々な人の解釈ができる
「なぁ、お前はたけみっちから過去、何があったのか聞いてたんだろ?」
「うん。私、過去で死ぬか、公安で働くかの二択だけだった」
私はマイキーのそばにはいなかった
「公安!?あの刑事ドラマでよくある?」
「そう」
「……納得しかねえな。お前の脳みそなら楽勝にいけるわ」
「でも今度は一緒にいる。だって私の家族、おじいちゃんとマイキーしかいなくなったからさ……」
「よーし、俺も決めた!場地とエマと真一郎の為にもお前を幸せにしてやるし守ってやる!
兄妹二人だけだしな!どんどんわがままいえ!」
「……思い出の地回りたい。前に私とエマが住んでたとことか、イザナの施設とか。真兄や圭介達といった思い出の海!」
私は亡くなった人の思い出のちをまわりたい
「よーし!そうときまったら最初はツーリングだな!今度の休みにいこーぜ」
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 美園さん» そんなこといわれたの初めてです。ありがとうございます (2021年11月2日 14時) (レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - つい最近この物語を見つけて,面白くて集中して最後まで読んでしまいました!もう作者様神すぎません?この小説で何回も泣かされているんですよ…夢小説でここまで泣いたの初めてですよ…ほんとガチ泣きで画面見えなくてやっと落ち着いてきて読んでたらまた涙出てきて… (2021年11月2日 14時) (レス) @page50 id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月24日 16時