何を入れるか ページ37
東京卍會は解散し記念写真も撮った
写真を現像してみんなに配って、いつも通りの平穏な生活がまた動き出そうとしていたある日
「タイムカプセルの中身、このホームビデオいれよーぜ!」
「……」
うん
「マイキー、多分、それ、逆効果…」
「え?」
「たけみっちだよ?あのたけみっちならまた助けに来る…絶対に」
「大丈夫だと思う。万が一だ。真一郎もエマも場地も死んだ。けどまだお前がいるから俺は平気だ」
「……離れていこうとしないで…ね?
私、マイキーまでいなくなったら死ぬから」
「そんなことゆーなよ。俺がいなくなってもひなちゃんとか友達がお前にはいるから」
「うん……」
私は思い出の品にはありすぎて選べない。だからやめておいた
________
「千冬」
「シエルちゃん‼︎久しぶりっす」
「元気?」
「俺もたけみっちも元気。……大丈夫か?」
「マイキーがいるから平気」
「…そっか。ならまだ大丈夫そうだな」
「ん」
「なんかあったら頼れよ?俺、場地さんからお前のこと頼まれたから」
「……うん」
「ゆっくりでいいし、学校に来んのもな?」
「うん」
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 美園さん» そんなこといわれたの初めてです。ありがとうございます (2021年11月2日 14時) (レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - つい最近この物語を見つけて,面白くて集中して最後まで読んでしまいました!もう作者様神すぎません?この小説で何回も泣かされているんですよ…夢小説でここまで泣いたの初めてですよ…ほんとガチ泣きで画面見えなくてやっと落ち着いてきて読んでたらまた涙出てきて… (2021年11月2日 14時) (レス) @page50 id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月24日 16時