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ボーリング ページ5
「シエル！こっちこっち！」
「……」
いきなり八戒君、まさかのフリーズやらかしてるんですけど大丈夫？
「ほら！八戒！挨拶くらいしろ！アタシの友達に失礼だろ」
「柴八戒。よろしく」
「アッハイ」
「ごめんね。ほんとこいつ、女子の前ではポンコツだからさー」
ロボットみたいに固まってるけど本当に大丈夫か？
いや、私きてよかったのか？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢ストライクっ！｣
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
ｶｷｰﾝｯ
...?！
と、隣もストライク?!
｢お、なんか揃った…息ぴったりだな！」
「たけみっち、ひなちゃん」
「お！どこかで見たことあると思ったら花垣武道じゃねえか」
｢えっ？｣
｢なんだよ…隊長になっていい気になってない？弐番隊副隊長柴八戒だ｣
「お前の事は隊長からよく聞くぜー」
｢ちよっ、シエルちゃん｣ﾎﾞｿｯ
「未来の方か」ボソッ
｢そうっす、あの、柴八戒って黒龍組じゃあ...｣ﾎﾞｿｯ
「違う。彼は東卍。黒龍総長なのは彼の兄」ボソッ
｢んｰｰｰｰｰｰ?え、まって。総長！？｣ボソッ
「……会いそうになったら全力で逃げて」ボソッ
「ええ！？」ボソッ
どうやら未来では彼は黒龍らしい
なんだろ。これからすっげえ嫌な予感がするわ
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作者名：不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年10月19日 22時
