証拠 ページ40
「…………そしてマイキーと話し合った結果、東卍の傘下に降る事にした!」
「え!?」
「黒龍壱番隊――。つまり花垣武道の下につく!!」
「シエル?面倒くせー奴いれたのお前だろ?知り合いだな?」
「……」
「いいな!?タケミっち」
「あ…あぁ」
「黒龍が俺の下につく…?なんで…それは一体誰の判断なんすか!?」
「「東卍に降るならお前の下につきたい…」それが、黒龍こいつらの意志と相談役の推薦だ」
「シエルちゃん!?」
ごめん、たけみっち。これだけはごめんね!
「よろしくな、隊長!」
「いきなり信じろとは言わねぇ。力が必要な時は言え、手を貸す」
「大丈夫。二人共良い奴だから。黒龍とお金絡まなかったら」
「根回してたんだな……」
「シエル、あとで話そーぜ」
話すことなんてない!
そのあと、きさきが除名された
ちなみに私がこっそりボイスレコードできっちり聖夜決戦で千冬に渡しておいて絶対に録音しとけといったから証拠にできた
「シエルちゃん、そこまで考えて……」
「しっかりひてるからな」
「ぼろをみせるならそこだと思ってたから」
「すげーな。お前……でも、俺いったよな?きさきに関わんなって」
めちゃめちゃきれてるのはわかるけど話聞いてください
私はまだ知らない。全部気付かれていることを
私は知らない。自分が死にかけていることを
このときの私は知る由もなかった
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月19日 22時