苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない7

女子会 ページ38

新年早々の女子会にて新たに柚葉ちゃんが加わり、白熱していた

「新年早々ラブラブすぎてほんとに仲良しさんだね。シエルちゃん達」

「ホント、色々と参考になるし勉強になるわ」

「あたしもああいうの見ると恋愛がしたくなってくるよ」

「柚葉ちゃんて誰が好きな人がいるの？」

「いるけど。相手は彼女いるから片思いだよ」

「わお！少女漫画みたい！」

柚葉ちゃんの好きな人は実はたけみっちだったりする

初詣の時、たけみっちのこと恋する乙女の目で見てたからな

クリスマスの時にあんなことされたらそりゃ惚れるよね

よかったな。知らないところで人生初のモテ期きてるぞ。たけみっち

「ところでみんな、何年くらい好きなの？うちは小学四年なんだけど」

「私も小学生かな」

「あたしは最近」

「4歳から…」

「流石、溺愛カップル…付き合ってるの長いだけある」

「初恋だもんね。大抵付き合ってるの」

「あー、私もそうだ」

「初恋ってなんかいい」

以外と純愛多くね？このメンバー

「え、じゃあ、ファーストキスしたことある人！」

手を上げたのは私とヒナちゃんだけである

「ええ！？ヒナ！？いつキスしたの！？」

「お祭りの時、私からたけみっちにしたの」

「中々やるね。あんた」

結構ませてるな

「シエル姉の場合はファーストキス恋人に奪われたね。知らないうちに」

公開処刑なんだけど

「それは詳しく聞きたい…」

「あたしも」

なんでみんな、くいつくの？

うわ、もうこれ、逃げられねえ

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