苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない7 (ページ16)

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自宅ページ16

「シエル姉、まーた！酷い傷じゃん！今度は顔！？ほんとに心臓また止まるかと思ったーー！！」

エマをまた怒らせちゃった

本当にごめんごめん

「ごめん、また、巻き込んじまって……」

「大丈夫」

「いや、今回は黒龍だからな。いつもと問題が違うからな」

マイキーは思ったよりも真剣そうだった

「……八戒の姉貴と仲良かったんな。シエル」

「うん」

「その傷をみたら間違いなくタイミング悪くもしも、あいつが起きてきた場合、間違いなく病院を抜け出してまで後先考えず黒龍に乗り込むな。点滴つけたまんま」

「……」

想像できるし否定できないですね

「とりあえずあいつが起きる前になんとかしねーとな……。いやぜってえに起きてきてもごまかせよ？死人でるかもしれねーから」

東卍の場地圭介は彼女馬鹿という噂をこのとき知らなかった私は流石に死人が出るとは思わなかった

「死人でるわ……」

「それがでるんだよ。あいつのお前への愛は異常だからな？けんちんでも三ツ谷でも止められるの大変なんだからな？」

え？そんな話を聞いてないんだけど？

起きてきたらきいてやるか