最悪 ページ45
no side
武道は東卍の最高幹部になっていた
「なんだこれ!!」
「タケミっち...」
「!!千冬!!?…お前、どうしたんだよその怪我!!!!!!」
「随分と寝たなぁ、花垣」
稀咲に睡眠薬入の酒を飲まされ、起きた時、隣にはボロボロになった千冬達は縛られて動けなかった
「松野千冬。鬱陶しい奴だよお前は、12年前のことを未だに忘れず俺に噛み付く。佐野シエルと場地圭介の復讐か?」
「えっ」
「てめえはあの女にくられれば始末すんのなんか簡単なんだよ。そういえばあの女は本当にしぶとかった。俺の邪魔を悉くしたあげく、殺したら殺したらでこっちにダメージを与えるように仕向けてきたとんでもねえ女だ。ほんと、殺すのはもったいなかったがな」
「うぐっ、」
「やめろ!!稀咲!」
「いい加減口割れや、東卍の裏切り者はテメェらだろ!?」
「ったくよーしょうもねぇこと警察にチクリやがって」
「違う!!!あれは警察の暴走だ!俺の目的はテメェを東卍から追い出すことだけだ!!!」
「いつまで佐野シエルと場地圭介の幻想追っかけてんだよ。みみっちぃヤローだ」
「今の東卍は腐ってる、俺はそれを変えてぇだけだ。…稀咲テメェの言う通り裏切り者は俺だ。タケミっちは関係ねぇ」
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月15日 17時