言葉 ページ19
「ッ!もうやめましょうよ!マイキーくん!!!!!!みんなが大好きだからッ、場地くんがその決断をしたんだって、なんでわかんねぇんだよッ!!!!!」
「…タケミっち。このお守りどこで?」
「……集会の時神社で拾ったんです。」
「お守り…?」
「それって!!」
紛れもなく圭介のものだ
「東卍を創ったのは俺じゃない。場地だ
"誰かが傷ついたらみんなで守る。一人一人がみんなを守るチームにしたい"
そうやってできたチームだったな」
「場地くんはずっと一人で戦ってたんスね。その日の約束を守るために…ッ」
「ごめんな…場地...気づいてやれなくて...」
やっと、わかってくれたんだ
よかった……
「マイキー、それは圭介がずっと大切にしてたんだよ。ずっと自慢にしてた
圭介はとりあえず応急手当処置したから助かる。後で仲直りして?一虎一虎一虎は
一虎、私は右目のことも額の傷のことも全部気にしてない。だけど真兄をやったとことは受け入れてほしい。私は二年前なら許してるから」
あ、やば、もう限界
マイキーに思いっきり寄りかかる
「シエル?」
「シエルちゃん?」
「すぅ……」
「ったく、頑張りすぎだろ……こんな怪我してるくせに」
マイキーは妹の頭を撫でた
104人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月15日 17時