タイムスリープ ページ8
「あ、シエルちゃんてヒナと仲良しだね」
「ん」
今日の彼はどこかおかしい
いつもの武道君ならヒナちゃんのことヒナって呼ばない
日向か橘なのに
少し大人に見えるのは気のせいか？
妙な違和感を感じる
公園を見ると直人君が不良に絡まれていた
武道君は不良をぼこって退散させてた
あ、やっぱりいつもの彼じゃない
「あ、シエルさん!」
「え、知り合いなの？」
「はい」
「そっか」
「オレはお前の姉ちゃんが大好きなんだ」
「好きで好きでどうしようもないくらい好きだった、今日それを思い出した」
私の前で話していい内容か？それは
「よくわかんねー話だよな？」
「ぶっとんだ話だけどよ。2017年の今日オレ駅のホームから線路に落ちてさ。死んだと思ったら中学生、12年前の今日だった。これってなんていうの？」
「タイムリープ！？」
もしかして直人君は月間ムーとか読むタイプだったりする？
「そう！！それ！長ぇ夢を見てるだけかもしれねー。けどさ、きっと…神様が最後にもう一度橘に会わせてくれたんだ｣
その言葉で私はわかってしまった
未来でひなちゃんは死んでるって
「え？どーゆこと？」
「未来でひなちゃん死んでるの？」
「どわ!?シエルちゃん、まだいたの!?」
いて悪かったね
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七瀬 - いつも作品拝見させて頂いております。細かい誤字が読んでて気になるので訂正して頂けると、より読みやすいかと思います。 (2022年1月24日 5時) (
レス) @page6 id: eb690aec41 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 綺咲じゃなくて稀咲です (2021年10月9日 16時) (レス) @page22 id: 9e3f851b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年10月7日 17時
