入学式 ページ8
あれから春が来てマイキー達は中学生になり、私とエマは小6になった
今日はマイキー達の入学式である
「制服姿のけんちゃん、かっこいい……」
「あの圭介が中学生に……」
エマと私は好きな人の制服姿を見て別の意味で感激していた
「シエル!!」
ひょいと持ち上げられる
「お前、身長、でかくなった?」
「伸びた」
「おう。そうか。どうだ。俺の制服似合うだろ?」
「中学は留年あるかもしれないから気を付けて」
「え、あるのか?」
いやあるかもしれないじゃん
てか頼むから同じ学年になるとかやめてね?
「シエルは俺と同じ中学だよな?」
「転校するの?」
「いやもしかしたらあり得るかもしれねえし」
「……心配だから一緒になる」
「絶対約束だからな?」
「ハイハイ」
この時の私はまさか、のちに圭介が転校&留年をして同じ学校の同じクラスになるとは知らないのであった
「入学式さぼって上級生に呼ばれたからマイキー達と全員殴ってきた」
絶対やると思った
マイキー、頼むからエマに友達できなくなるのはやめろよ?
小学校は手遅れだから諦めたけどさ
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依梅 - コメント失礼します!この作品の続きが気になります!更新頑張ってください! (2021年9月25日 6時) (レス) @page2 id: ba6ffaa2a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年9月25日 0時