苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない2 (ページ32)

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救出ページ32

「みんなヌルいんだよなぁー。あんな奴らヤっちまいやいいのに」

「だよなー。マイキーもドラケンもつるんでから大分丸くなったよ」

「私はデート中に喧嘩していく馬鹿にぜひ見習ってほしいけど？」

「……まじでごめん」

「場地、お前、デート中に喧嘩はだめだろ」

すると、マイキーの原付がガス欠を起こす

「あれ？これは一大事だなー。これは東卍の一大事だ」

「いこうか？」

「だめ。シエルは女の子だから」

「お前はダメ。俺とバイク乗る約束だろ」

２人に猛反対された

「いやいやいや、それはマイキー一人の」

「オレ一人の問題じゃねー。つまり、ガススタに行く奴はジャンケンで決めよう」

結果、圭介が負けた

「え、俺、シエルといきたいのに」

「お前はまじで好きなんだな」

「私、一緒にいこうか？」

「……………………いや先にいっとけ」

「本当に？」

「………………ああ」

「すげえ間があったな」

「そんなに離れたくなかったんだな」
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「シエル、心配だしあいつのとこいくぞ」

「うん」

マイキーと共に圭介のところに向かう

案の状、圭介がぼこられてた

まだあのバイクを守っててくれてたんだ

「俺、助けにいってくるし安全なとことにいろよ」

「うん」