苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない2 (ページ26)

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説教ページ26

圭介に優しく抱えられてバイクにより病院に迎いました

結局、両手針、片手ずつ5針縫いました

幸い神経にいってなかった

真兄から本気のきれのメールがきてびびった

めちゃめちゃ怒っていた

「シエル、お前なぁ？いい加減にしろよ？」

めちゃめちゃ圭介に怒られてます

「まさか、ナイフを掴んで止めるとは俺、思わなかったぜ？」

ソウデすね

「しかもまた治るのが時間かかるじゃねえか。下手としたら跡が残るってどういうことだ？」

何もいえないです

「俺、いったよな？自分から危険に突っ込んでいくなって」

はい、いいました

「今回は俺がきづいたからよかったけどもし、誰もきづかなかったらどうする気だったんだ？お前」

あ、ここは答えたほうがいいのかな？？

だめだ。何も考えられねえ

「お前はなんであんな危ないところに1人でつっこんだ？お前は不良じゃねーだろ？まだ小学生なのに誰にもいわずエマを助けに行ったんだよ。少しは俺らを頼れよ。お前は1人じゃねーんだから」

「ハイ」

なぜだろう。こういうときに目の前にいる馬鹿は正論をぶちかましてくる

「自分を大切にしろよ。シエル」
　
優しく両手を握られ、おでこをひっつけられる

「うん」

自宅に帰ったらマイキー達に怒られた