面白い ページ14
神社集合の前の午前、図書館で私は圭介に勉強を教えていた
といっても中学生の内容に追いつけていない彼に小3の算数を教えているのである
こいつの家か、私の家でやると圭介は私の膝に寝転がるか、バックハグするかとこちらの精神面に悪いことをするので図書館にしたのだ
圭介はドリルで復習しているのでみつつ、私は眠くなって寝てしまった
何時間かしてからうっすらを目を開けると珍しく面白いことになっていた
「あー……キスしてえ……でも、やったら……だめだ……したら殺される…あーもー、どうしたらいいんだ」
頭を抱え込む彼氏が可愛い😍
へぇ?キスしたいんだ
めちゃくちゃ面白いし寝たふりしてやろう
どうせこのまま起きたら気まずくなるしな
とりあえず瞬間できたら起きてやろう
そしたらどんな顔するだろ!!
すっげえ楽しみ
とりあえず顔が近づいてくる寸前に目を開けたら啓介はそのまんま後ろに下り椅子から落ちた
「どうかした?」
「い、いや。なんでもねえよ……」
へー、そんな顔もするんだな?
面白え
次もやってやろう
「お前、いつから起きてた?」
「今だけど?」
「じゃあ何も聞いてねえよな?」
「何も聞いてない」
「ならいい……」
カワ(・∀・)イイ!!と思ってしまう
圭介の髪をどかして耳を見ると真っ赤だった
「ピアスの穴、つけたかったらあけてあげる」
「お前しか頼まねえ」
まじで死んでもいいか?
「帰りは送ってやんよ」
いわゆるアオハル味わってる
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依梅 - コメント失礼します!この作品の続きが気になります!更新頑張ってください! (2021年9月25日 6時) (レス) @page2 id: ba6ffaa2a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年9月25日 0時