苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない2 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:25 hit、合計:100,957 hit

両思いページ2

「俺もお前のこと愛してる。お前が体張って家族とか友達とかを助けるとこはまじ尊敬する。お前の見た目もひっくるめて全部大好きだ
俺のモノにしたい」

頭の中が真っ白になった

えっと、まてよ？これは一体…

「……えっと」

「俺、ちゃんとマイキーや真一郎君に習ったんだぜ？恋愛。両思いの意味もわかったしな！」

「……」

「なぁ……していいか?」

「？」

「キスしていいか?」

「口以外で」

流石にファーストキスはまだ無理‼︎

「いや、そこは口だろ」

「こ、…告白するだけでも精一杯…だ、だから…その…最初は他にして欲しい」

「だーもー！わかった！
お前の心臓が持たねえことはわかった！お前が死ぬ気で告白してたのはよーーーくわかった！
じゃあ、どこがいいか選べ」

「ほお」

「即答かよ。キスは無理なくせに」

いや、口はちょっと無理ですね

死にます

「わかった」

そして、そのまま、ほおに優しくキスされた

意識が放心状態になった

私、死んでもいいや

ごめん、エマ。これ思ったよりも破壊力ありすぎるから安易にやらない方がいいよ！おすすめしたけど！

「なぁ、あいつらに自慢していい?」

「ドラケンとマイキーだけなら」

「全員はダメなのか？」

「ダメ。真兄ならショック死する」

「いや、俺、殴られる覚悟できてるから大丈夫」

そういう問題か?

いや、殴らないと思うよ

なんか、携帯使ってるけどまさか、お前、速攻でばらした？？