苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない (ページ10)

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創設ページ10

「なぁ、シエル。俺、マイキーの為に不良チーム作ろうと思ってる」

エマとお昼寝して起きてうろうろしてたらいきなり真兄に呼び出されて爆弾発言された

いやまって？？私になんでゆーの？？

そうゆうことは他の人にいうべきじゃない？

「俺さ、あいつが一番心配なんだ。喧嘩は強いし負けたことねえし精神的に不安定だし、弱いならさー」

そりゃあんなに強かったら喧嘩負けるわけないもんね！

「だからあいつを守りたいし為に不良のチーム作ろうって思うんだ。メンバーは俺の同級生とかだけど。それでさ、俺らが初代でマンジローにいつか継がせたいんだよ。シエルはどう思う？」

「イザナも？」

「ああ！イザナにも継いでほしいからな！兄弟で継いでいきてえんだよ！これ！」

イザナはきっと喜ぶだろうな

「俺はこの話をどうしてもお前に一番に聞かせたかったんだ。マンジローが家族の中で一番好きなのお前だから」

「え？」

「そりゃ気づくわけねーよな。シエルはエマ一筋だしさ！」

「まぁ」

「俺がチーム作るのどう思う？」

「いいと思う。でも、マイキーなら自分でつかずにチーム作りそう」

「ハッハッハ！やっぱそれもありえるよな！やっぱり、お前に話してよかった！マンジローのこと一番理解してんのお前だからな！」

「え？」

「最近きったばかりだけどお前は家族のことよく理解している。だから俺になんかあったらあいつらのこと頼む」

「縁起でもないこといわないで」

「怒んなよ、冗談だよ！ジョーダン！」

笑えない冗談いわないで