苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない (ページ50)

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愛の告白ページ50

私とエマの誕生日！

私の提案によりドラケンはエマとデートしながらエマの欲しかったアクセサリーをあげるという計画を立ている

ちなみに私はエマにエマの欲しがってた髪飾りをプレゼントする予定だ

私は圭介と待ち合わせでデートする予定なのだが

「……」

待ち合わせから2時間経っても来ない‼︎

いつも待ち合わせに来るのに

またなんかで喧嘩しているんだろうか?

電話かけてもメールしても出ないので家の人に電話したらもうとっくの待ち合わせの時間前に出てることが判明した

嫌な予感が頭によぎる

心配になってマイキー達とかにさりげなく聞きまくったらメンバーの1人が目撃したと聞いた

なので私は目撃された場所にいくと圭介の携帯が落ちてた

「圭介?」

嘘だろ。なんで携帯が？

圭介がやられるはずがない

あいつは相当強いから

とりあえず私はそれから1時間探しまくってようやくみつけた

圭介が傷だらけで不良を全員ぼこしているところを

「圭介！」

「シエル……わりぃ……遅くなった…」

力が抜いたらしくふらっと倒れかかってきたので支えた

「行く途中に不良に絡まれて…遅くなっちまった…ごめんな。いくの遅れて」

「……そんなことない」

抱きしめてあげた

よかった……死んでなくて……

「シエル、柔らかいしいい匂いするな.」

「……」

エマにおすすめのシャンプーしてるから？

いや、髪の毛触られてる！？

死ぬ‼︎

「これ、誕生日プレゼント」

「……ネックレス？」

「お前、あんまりこういうの持ってないだろ?似合うと思って買ったんだ」

「……ありがとう…凄く嬉しい」

貰ったペンダントをすぐつけた

すっごく可愛い

「すっげえ似合ってる。やっぱり笑うと太陽みたいだな」

キャスオーバーしそう

あ、告白するか

「…圭介のこと愛してる」

「え？」

「私はいつもあなたの笑顔が1番好き。いつも明るくしてくれるその笑顔と仲間想いの性格が大好きです」

「私は圭介がずっと愛している。これからも側にいてほしいし、支えてほしいの。私と付き合ってくれる？」

いっいゃった！

なんか、圭介…めちゃくちゃ固まってる！？