検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,605 hit

引っ越し ページ1

「これで最後……っと」




額に汗をかきながら部屋の端に腰を屈める。



窓を開けているのに真夏のせいでより蒸し暑い。



ひと通り運んだダンボールを目にため息が出た。




☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆




長年勤める会社の上司から告げられたのは転勤。



何かやらかしたか、と胸に手を当てるが何も無い。



そんな私の姿に上司は大声で笑いながら言った。




「優秀だから向こうが引き抜いたんだよ。いや〜参ったね、ここにずっと居てほしいんだけど、上の命令だからねぇ」



「は、はあ。そうですか」




何故か同席していた社長にも激励されて焦った。



部屋を出てオフィスに戻るとお別れ会だった。



その夜は翌日のことなんて考えずに飲んだ。



昨日の朝は辛かったなあ。

転勤先→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.3/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:降谷零 , 安室透 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:榊 リョウ | 作成日時:2019年8月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。