パジャマパーティー ページ4
「こんばんは、良い夜だね。お邪魔するよ」
今晩はフリーナの頼みでパジャマパーティーを開催することになった。
お互いお菓子を持ち寄ってただ食べたり話したりするだけのパーティだけど、
フリーナと一緒なら何だって楽しいし
絶対に素敵な思い出になる。
フリーナが好きだと言っていたお茶を淹れて、
お皿にお菓子を盛り付けた。
「この香り……ボクが好きな紅茶じゃないかい？覚えていてくれたんだね、ありがとう！」
『もう分かったの？流石だね』
うっとりしながら紅茶を飲む彼女を見て、
淹れた甲斐があったなとしみじみする。
フリーナが持ってきてくれたお菓子はどれも美味しそうだけど、中でも一際目を引く物があった。
『このマカロン、すっごく可愛いね』
そう言うと、待ってました！と言うかのようにフリーナの瞳が輝いた気がした。可愛い。
「それはボクの友人のナヴィアが作ってくれたんだ！すごく可愛い上に味もカンペキでね、ぜひAに食べて欲しかったんだ。」
ナヴィアさんというと、確か棘薔薇の会の会長の女性だったっけ。フリーナの交友の広さには驚かされてばかりだ。
確かにこのマカロンは物凄く美味しく、つい食べすぎてしまう。
フリーナも1口食べる度に花が咲いたような笑顔を見せてくれて、ナヴィアさんに感謝しないといけないなと思った。
「ナヴィアはとても親切で優しいけれど強い心の女性なんだ。きっとAとも気が合うと思うから、今度会ったら話してみてくれ」
『分かった、会えるのを楽しみにしておくね』
璃月に旅行に行ったこと、そこでナヴィアさんや噂の金髪の旅人に会ったこと、荷物をヌヴィレットさんに持ち帰ってもらったことなどなど、
一般人からすると考えられない経験ばかりしていて、話を聞いているだけでも本当に面白い。
「ふふ、まさかこんな風に何でも話せる友人を持てるだなんて、夢にも思っていなかったよ」
フリーナの声色が急に変わって目を向けると、見たことが無いくらい優しくて穏やかな目をこちらに向けている。
眠たげでもあるが親愛を孕んだような目で、
ずっと見つめていると頬が赤くなってしまいそう。
パッと目を逸らして紅茶を飲み干した。
『そろそろ寝ようかっ、眠たいでしょ』
「なんだい、照れているのかい？」
『はい寝るよ照明消すよー』
何か言っているフリーナを無視して照明を消して、
隣にいる彼女の手を握ると優しく握り返してくれた。
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みずな(プロフ) - あくのさん» 私も書きながら1人で喜んでいました、フリーナ様可愛いすぎますよね。その星はおそらく私の口角ですね、フリーナ様の目にも届くような星になれるように日々精進します、コメントありがとうございます！ (3月24日 22時) (
レス) id: 3424fe9de0 (このIDを非表示/違反報告)
あくの(プロフ) - バレンタインの話を見て、え、もしかして…！？とか一人で喜んでたんですけどまさか本当にそうだったとは…頑張って思いを伝えようとしてるの可愛い……これからも全力で応援させていただきます！！ あと夜空に見たことない星があるんですけど作者様の口角ですかね？？ (3月23日 21時) (レス) @page16 id: 514da34b34 (このIDを非表示/違反報告)
フリーナ様Love(プロフ) - 水神の笑顔が生きがいさん» お名前に大変共感しました…!!!ありがとうございます、物凄く嬉しいです！励みになります〜！ (3月12日 21時) (レス) id: 3424fe9de0 (このIDを非表示/違反報告)
水神の笑顔が生きがい - 好きです。（真顔）これからも頑張って下さい！ (3月12日 6時) (レス) @page7 id: 5793d7438b (このIDを非表示/違反報告)
フリーナ様Love(プロフ) - 作者です。この場を借りてお礼を言わせて下さい。100%自己満足で書いていた作品なので沢山の評価等頂けて驚いています。リクエスト等ありましたらお答えしますので、気軽にコメントお願いします。この作品で少しでもフリーナ様の魅力を伝えられたら嬉しいです。 (3月8日 22時) (レス) id: 3424fe9de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずな | 作成日時：2024年3月7日 17時
