十七 ページ23
『永久狐!!』
t｢そんな慌ててどうしたんですか｣
『永久狐はあのお狐様なの？』
t｢…思い出してしまいましたか｣
『うん…でも永久狐のこと嫌いになった訳じゃない。理由が聞きたいの』
t｢…長い話になりますがいいですか？｣
(towaco視点)
俺は元々人間やったんです。
それこそもう千年以上前の話ですけど
でも俺は忌み子やった
理由は髪の毛と目が人間ではないくらい蒼かったんです。
今は自分の好きな姿にできるのでほぼ黒ですけどね
それは村の人々に酷い扱いをされました。
親も殺された。
でも忌み子やからなんもわからへんかった。悲しかったけど言葉すら発せれんかった
でも憎くて悔しくて仕方なかった
そんなある日俺のとこに1人の女の子がきたんです。
黒髪黒目の綺麗な女の子
なんでも村のお偉いさんの娘らしくてほんとに綺麗やった
多分俺は一目惚れやったんやろう
女の子は俺に話しかけてきたんです
『ねえ、きみ名前は？』
｢…｣
『…喋れないの？』
｢…｣
『じゃあ私が名前あげて喋り方も教えてあげるね!!
名前はそうだな…永久狐なんてどう？』
そんときの俺はようわからんかったけどなんかしっくりきてな頷いたんよ
『ふふっ気に入ってくれて嬉しい!!よろしくね永久狐!!』
それから女の子はしょっちゅう俺のとこ来るようになった
俺はどんどん言葉を覚えていった
俺が普通に話せるようになった頃に急に女の子が俺の鎖を外す鍵を持ってきた
『永久狐!!一緒に逃げよう!!』
t｢え？｣
『昨日お父さん達が永久狐を殺すって話してたの!!』
t｢でも逃げたら＊＊＊まで殺されるよ！？｣
『いいの!!今なら父さん達もまだ話し合いしてるし…』
t｢わかった｣
でもな罠やったんよ
その女の子は餌やった。
あの子の父親はあの子ごと殺すつもりやったんや。
俺達はそんなくらいならと思って２人で身投げしたんや…崖から
来世では幸せに暮らそうなんかいうありきたりな約束して
でも俺は憎しみが強すぎた
次起きたら妖怪になってたんや
もう絶対女の子には会えへん思ってた
でもなある日その子の生まれ変わりの子を見つけたんよ
t｢それがAやった｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千桜＊なのっ(プロフ) - 月影さん» コメありがとうございます！ご意見とても助かります(*´ω｀*) (2015年4月9日 0時) (
レス) id: e811a56b71 (このIDを非表示/違反報告)
月影 - 初めまして。あの、自分もこちらの小説が読みたいです。ただまぁ作者様の考えを優先しますので、では（・ω・ﾉｼ (2015年4月8日 10時) (レス) id: ba73ebfe64 (このIDを非表示/違反報告)
千桜＊なのっ(プロフ) - 祐希さん» コメありがとうございます！私も凄く迷ってるんで、本音のご意見凄く助かります(笑)ありがとうございました！ (2015年4月3日 16時) (レス) id: e811a56b71 (このIDを非表示/違反報告)
祐希 - 作者様のやりたい方を選べばいいと思うのですが、本音を言うとこの小説を優先してほしいなぁなんて思っちゃってます(笑)ごめんなさい！ (2015年4月3日 13時) (レス) id: 6d1bee05f0 (このIDを非表示/違反報告)
千桜＊なのっ(プロフ) - 紫雨さん» コメありがとうございます！とわぽんからのお告げですと…！？見てみたいと言っていただき光栄ですwもう少しこの小説が進んだら作ってみようか検討中です。ご意見ありがとうございました！ (2015年1月18日 23時) (レス) id: e811a56b71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千桜 | 作成日時：2014年8月16日 4時
