28 帰路 ページ31
--ヒロインVer.--
それは突然の出来事だった。
ﾛｰ「Room…ｼｬﾝﾌﾞﾙｽ」
そうローさんが呟くと
さっきまでの
あの男たちの不快感は直ぐになくなり
優しい香りに包まれていた。
それがローさんだと
少し遅れて気付いたのは内緒の話。
移動で支える為に回された手は
とても優しい感じがして正直驚いた。
なんだか胸の奥が騒がしかったのは覚えてる。
そういえば
ローさん能力者だったの忘れてたな。
初めて見たなー
なかなか戦う機会なかったから…
あんな風に戦えるなら
始めに言ってよ←
でも、助けてくれた訳だし
やっぱり御礼を伝えておかないと
お世話になる船長さんだしね！
前を歩くローさんの背中を見つめながら
私は意を消して声をかけた。
『あの、ローさん…』
ﾛｰ「…………」
だけど、一向に足を緩める気配は無い。
『いや、ローさん？聞こえてます？？』
ﾛｰ「………………………」
まだまだ突き進んでいく。
『ローさん！！おーい！』
ﾛｰ「……」
なに、これ。シカト？？
嫌われて……る？
いや、もしかして…………
『ローさん、何か怒ってます？？』
そこまで言うと
ただ前を歩いていたローさんは
くるりと私の方へと振り返った。
私より背が高いから
見下げされている感じが半端ない…
急に振り返るもんだから
危うくローさんに追突しそうになる。
『わっ！危ないっ？！』
ぶつかりそうになった私は慌てて自分の前に手を伸ばしバタつかせる。
パシッ！！
ﾛｰ「別に怒っちゃいねぇ」
宙を仰いでいた手は
ギュッと
ローさんに捕まれ衝突は免れた。
『………はい？//』
ちょっと距離が近いんだけど//
なに？
その表情(ｶｵ)と声色で怒ってないって？？
いやいやいや………
『いや、でも眉間の皺すごいですよ？』
向き合いながらも言い合う二人。
ﾛｰ「騒ぎを起こす奴がいるからな」
『起こそうとしたのはローさんじゃないですか』
ﾛｰ「あれくらい問題ない…大体のこのこ着いていくお前もお前だ。危機感を持て」
そう言いながら捕まれた手を離した
ローさんは再び前を向き直り歩き出した。
『だって親切そうだったし、気分悪かったんですもん』
半ばふくれながら
前を歩くローさんの後を追う。
すると今度はローさんから話しかけてきた。
→next.
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ファニー☆(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(*´▽｀*)嬉しいです！励みになります♪私の願望で描いております(笑) (2020年4月19日 6時) (
レス) id: b49809007e (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めっちゃ好きな感じの話です！ 私もロー大好きなので美味しいです(笑)続き楽しみにしてます！ (2020年4月19日 2時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
ファニー☆(プロフ) - 星猫さん» ONE PIECE、大罪、おそ松くん、地獄楽やら いろいろありますよ！ (2020年3月29日 9時) (レス) id: b49809007e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年3月29日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファニー☆ | 作成日時：2020年2月19日 12時
