## Funky .

＊舞台3 ページ28

藤原side









…やっば、









A「♪〜〜♪」









めっちゃ、綺麗。



安田くん、羨ましい。









A『もし あなたが私を嫌いだと言っても』









A『私はあなたから離れない』









A『私、あなたが好きなの』









A『……迷惑って 思ってる？』









演技 うまなったなあ。






ドラマとか映画とかにもちょくちょく出てるし、


やっぱりそこで鍛えられたんやなあ。








安田くんのファンもみんな Aの演技に夢中になっとる。









安田『迷惑なんて 思うわけないよ？』









安田『俺は 君が好き』









安田『絶対に 離さない』









安田『…俺しか 見えないようにしてあげる』ﾆﾔ









どこか悪そうな でも 色っぽくてゾクゾクするような笑みを浮かべた安田くん








Aの頬に触れ、触れるか 触れないかの寸前まで顔を近付ける。





安田『……愛してる』









優しい声で呟いて、そのままキス。








優しくて ただ優しくて。



まるで宝物に触れるかのように ゆっくりと慎重に。









やば、演技やのに、


なんや、これ









そのまま照明が暗くなる。









…あの日、



無理矢理奪った唇。




今まで触れてこなかった。気付かないふりしてた。





俺、あいつの事好きやんか。

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