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お姉ちゃんは昔から俺の手を引いて歩いてくれる









それは何故か高校生になった今も変わらない








『 望は好きな子とか居るん? 』







俺のが低かったはずの背丈はもう今じゃ









はるかにお姉ちゃんを越して







お姉ちゃんが俺を見上げる感じになる









望「 居るよ、ってか彼女が居る、」









明らかに驚いた顔、








言ってなかったしわざわざ言う必要ないと思ったし









『 あ、 そうなん、早く教えてや、』









明るく振る舞うけど何故か離れたお姉ちゃんの温度









『 じゃあお姉ちゃんと手なんて繋いだらあかんね 』








心做しか寂しそうなその声に弟として、男として






本能が働いた









望「 ええねん、お姉ちゃんは特別






あいつ俺がシスコンなん知っとるし、別に






お姉ちゃんと手繋いだところで








嫉妬とかする人やないから








俺やってお姉ちゃんと手繋いで学校行けんくなんの







寂しいもん、望迷子になっちゃう 」









真剣な空気に耐えれんくて最後ふざけたけど








お姉ちゃんはやっぱり嬉しそう









『 なにそれ 』







なんて馬鹿にしながら俺の手をとった









『 じゃあね、望、学校頑張って!』









僕のお姉ちゃんは可愛くてしっかりしてて








自慢のお姉ちゃんです

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作者名:きゃんでぃ | 作成日時:2017年6月3日 23時

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