恋怪盗さん (ページ34)

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お宝が三十個ページ34

～～アイク視点～～
Aさんが、部屋から出てっていってから
なかなか、出てこない……

アイ「おかしい…」

とも「何が？」

アイ「だって、Aさん、部屋から出てこない」

よぴ「話してるじゃあ？」

アイ「流石に長すぎないですか」

わと「確かにやな」

アイ「自分見に行ってきます！」ﾊﾞﾀﾝ

とも「ちょ！アイクさん！」
もしかしたら、主人がなにか……

急がないと！

ﾊﾞﾀﾝ
アイ「Aさん！」

『アイクさん！助けてください！』

ジャマ「なんだ？執事じゃあないか？」
そこには、Aさんが、クソ野郎(主人)に、
押し倒されていた……

アイ「そこの、メイドさんから、離れてください」

ジャマ「は？なんだい、主人に逆らうとは？」

アイ「嫌がってるじゃあ、ないですか」

ジャマ「そんなの、言うこと聞かないからだろ」

アイ「主人だろうが、やめてください」

ジャマ「ふーん、ならコイツがそんなに大事かぁ？」
主人が、ポケットから、ナイフを取り出して見せた。

アイ「ッ！……」
動けない、じゃあないと……

ジャマ「分かるよな、コイツがどうなるか？」

『卑怯すぎだろ』

ジャマ「切られたいのかぁ？」
まともに、動けない、クソ

ｶﾞﾁｬ
とも「失礼します」
ともさん！？なんで、今なんですか！

とも「頼まれた物を、お持ちしました」

ジャマ「頼んだ物？」

とも「こちらですよ？」
と言うと、ともさんは、片手に煙玉を持ち、
主人の方に投げた

とも「喰らえ！今だよ、アイクさん！」
その声と、同時にAさんの元に走った

『あっ、アイクさん！』

アイ「待たせて、ごめんなさい」
それで、Aさんを、抱っこ(お姫様抱っこ)して
ともさんの、所に行った

『ありがと、アイクさん』ｷﾞｭ

アイ「どういたしまして」
可愛いと、少し思ってしまいました

ジャマ「本当に鬱陶しいな、お前ら全員警察に
　追放してやる」

とも「それは、どっちのセリフよ？こっちだって
　証拠は揃ってるから」

ジャマ「ど言うことだ？」

とも「今さっきの、行動やノートの文字も全て、
　証拠として出させて貰ったよ」

ジャマ「なんだって！」
ともさん、流石で行動が、早い

とも「今まで、お疲れ様でした！ご主人様？」

警察「お前が、ジャマンルだな？逮捕だ」

ジャマ「クソ！」

とも「お疲れ様、アイクさん」

アイ「いえ」
これで、無事にあの主人は、逮捕できました。