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終業後、ATMでネットショッピングの振込を済ませ、近くのスーパーで買い物をして家に帰った




窓を開けるといつのまにか涼しくなった夜風が心地よく部屋に流れる




9月になって早二週間




時の流れるスピードって恐ろしい





スーツを脱ぎ、部屋着に着替えて夜ご飯の準備




いつのまにか一人暮らしの生活にも慣れて料理も少しずつできるようになっていた。









身支度を終えていつものよつにボーっと眺めるテレビ番組





そこに一件の電話





『Aさん!


先週末期限だった報告書、不備があったみたいで...』




チームの先輩からだった





「...申し訳ございません!


私のミスです...。今から訂正して、明日朝一で提出させていただきます...」






急いでパソコンを開ける





ミスを犯してしまった自分が情けない...






焦りに、汗が滲む






周りに迷惑をかけてしまった...早く終わらせないと









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パソコンに向かうこと2時間







そこにもう一件の電話









映し出されたのは...風磨さんの名前







仕事モードだった頭が一気に混乱する









『せんせ?最近忙しそうだけど、大丈夫?』






電話越しに聞こえてくる風磨さんの深く優しい声






その声に思わず涙が溢れてきた







『おーい。



...え、なんかあった?』








声が詰まりそうで返事できずにいた私に風磨さんが気づいてしまって、風磨さんに心配をかけてしまったみたい






「...いえ。ちょっとミスしてしまって今訂正してるんです。ごめんなさい...」







すると電話の向こうの風磨さん









『家? 行くから待ってて。俺にも手伝えるから』









そう言って切られた電話







ただただ心強い相手




それに風磨さんが私の様子を心配してくれてたなんて




やっぱり風磨さんはいい先輩だ





そんな優しさに涙が流れる









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部屋着で現れた風磨さんは優しい笑顔で立っていた




「大丈夫?すぐ終わらせような」





そう言って私の隣に座って見守ってくれる





「風磨さん、これって...」




「こうやって...うん、ここで値みたらいいよ」





的確に私の質問に答えてくれる





ものすごく心強くて、風磨さんが来てくれて本当に助かった...





風磨さん、ありがとう。







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- すごくドキドキしながら読みました!パート1のコメント欄に間違い2ヶ所指摘したので直してもらえたら嬉しいです。 (2019年6月8日 18時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - お久しぶりです。これかも頑張って下さい!! (2018年11月11日 12時) (レス) id: dbebb99bb5 (このIDを非表示/違反報告)
イチ(プロフ) - はじめまして。一気に読ませていただきました。更新楽しみにしています! (2018年9月4日 11時) (レス) id: be08ec388e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫空 | 作成日時:2018年9月4日 7時

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