神山side ページ46
？「ただいまー！今日は早く帰れたよぉー？」
「って、あれ？流星ー？お友達来てるのー？」
玄関から女性の声が、懐かしい声がした。
藤井「・・・ん。おかん帰ってきた。」
そういって流星は自室を出る
藤井「おかえり。お疲れ」
母「だぁれきてんのぉー？」
「またのんちゃん？」
そういって俺らの居る流星の自室を覗いてくる。
母「あら。初めての子たちじゃなーい！」
「しかも二人も―！」
俺に気づいてないみたいや。
まぁ、そらそうよな。覚えてないよな。俺の事なんて。
そう思った瞬間だった。
急に、勢いよく。
抱きしめられた。
神山「・・・へ」
母「ともひろ！！(泣)」
・
・
・
覚えてくれてた。
勢いよく俺に抱き着いてきたその人は、先ほど流星に見せてた笑顔とは真逆の、泣き顔で俺の顔をのぞき込む。
母「っ・・・ともっ。ほんまに。ほんまにごめんなっ。」
「お母さんのせいでこんなっ・・・」
「っよく、よく、来てくれたね。大きくなってっ・・・」
・・・おかんと離れて約８年。
どうやって接していたかなんて、とうに忘れた。
まぁ、俺にはそんなん覚えて置ける暇もなかったからな。
神山「あ、あの・・・」
母「お母さんな、あの時、流星だけ連れて逃げたこと、ほんまにっ・・・」
「許してもらえるなんて思ってない。傷だらけで痩せこけてるあなたを見た今、尚更」
「でも、これだけはわかってほしい。お母さん、ずっと、あの後から今も、ずっと後悔してるの。」
「なんで流星だけ連れてきたんやろってっ・・・ともも、お母さんが守らなあかんのに。」
「ともなら強いから大丈夫やって。あの子はしっかりしてるからって。そんなわけないのに。」
「とももまだ小３で、まだまだお母さんが守らなあかん年なのに・・・ほんまっなんでっ」
そう、詰まりながらも俺に謝ってくるこの人。
神山「・・・あの。あ、謝らないで、ください。」
「俺別に、なんも、怒ってないんで。恨んでもないですし。」
「そのっ、流星とあなたが無事で、よかったっ。」
ぶっちゃけこれはほんまのこと。
おかんも流星も、俺はなんもせめてない。
恨みなんて、持ってない。
むしろ、俺のこと信用してくれてたんに。
・・・俺が弱かったばっかりに。
母「っ・・・」
さらに泣き出す。
それにつられ俺も、泣いてしまった。
しげも流星もいる前で、子供の様に。
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神山大洋(プロフ) - ブレスさん» コメントありがとうございます!!(はじめてのコメントだあ(T0T))はい!ちょっと狙いましたw初ライブなんでワクワクです!ありがとうございます!頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2018年2月16日 16時) (
レス) id: 96779fe39a (このIDを非表示/違反報告)
ブレス - 更新お疲れ様です！あ〜、神ちゃんが、、、続きが気になる終わり方ですね！セクゾのチケおめでとうございます(*´ω｀*)う、羨ましい、、、。 更新は焦らなくても気長に待ってるんで大丈夫ですよ！無理せず頑張って下さい！p(^^)q (2018年2月14日 23時) (レス) id: dcb7dbb290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大洋 | 作成日時：2017年11月3日 19時
