Midnight ページ2
『んー、すまんなぁ。』
軽い笑いを浮かべて頭を搔く。トントンは頭を抱える。全く、今回だけやのにそこまで酷く反応する事もないだろうに。
なんて言ったら怒られてしまう。そんな大先生を十回は見てきたからな。ここは大人しく口をつむぐのが正解だろう。
tn｢ったく、Aなぁ……｣
gr｢まぁまぁ、その辺にしておけ。どうせコイツには何言っても届かないんだから。｣
一瞬だけ、グルッぺンに対する評価が爆上がりしたのだがそれも本当に刹那。あっという間に好感度はダダ下がりだ。何言っても届かないって……完全に悪口じゃないか。
rb｢とにかく飯にせん？肉も焼けてきたし！｣
ロボロの一声で、周りの奴らは歓声を上げる。さっきまでグロッキーだったのに凄い元気やな。
sn｢ちなみに葉っぱとかある？栄養が偏りそうで……｣
ペ神がなんだか意識高い系のようなことを言ってくるが、ウチは完全に肉食パーティーなんだ。野菜はとうの昔に食卓から消え去った。
『皆が嫌いだから無いんだよ。欲しかったら自分で摘んでこれば？』
パリポリとキャベツらしき野菜を齧りながら私は答えた。そんな目で見ても、これは自分のお金で買ってきたので渡さんぞ。
ちろりと舌を出して譲渡の意思は無いと伝えれば、不機嫌そうに口を尖らせやがった。子供か？
……まぁ子供か。
ni｢まぁまぁ。野菜なら少しくらい持っとるから。｣
兄さんの鞄から、水々しい野菜がいくつか出てきた。持ってるのかよ……
sn｢おっ、ありがとう。｣
葉物野菜っぽい何かで肉を包み頬張るドクター。なんだか兎のように見えた。
『ご馳走さん。』
ht｢あれ？どこ行くの？｣
『あーいや、ちょっとお散歩やな。今度は迷わないから安心して。』
tn｢あのなぁ……夜に女の子一人で歩かせんのは流石にどうかと思うんやけど。｣
オカンか、と鼻で笑い返し、彼らの元へと離れる。何処に行くと聞かれても、何処に行くのか分からない。
『ただ、さっきの位置から考えて……』
kyo｢……さっきいい感じに別れたんだからさ、もう一度会いに行くことやめようよ。｣
いた。細く長い息を吐きながら、木から降りてくる、豚こときょーさん。特段用があると言うよりは、純粋に情報調査の為にきているような気がする。
『別にええやんか。そう言えばここって魔物出ないけど、アンタらが何かしたのか？』
まず初めの疑問はそれである。すると、きょーさんは顎を下げて、ふーん、と声を漏らす。
kyo｢鋭いけど、それは俺らやない。着いてきて。｣
星の明度が落ちているような、暗い道をきょーさんは歩いていった。
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魔猫 奏 - 好き過ぎて何度も何度も回っております…！かなり時が過ぎているのは分かっています…！ですが…ど、どうか続きを…続きをお恵みください…！神様仏様あしゅ様…！ (2023年4月2日 16時) (
レス) @page3 id: 7c369c8504 (このIDを非表示/違反報告)
推しの財布 - ここのコメ欄団結力えげつないな(笑)ところで続き恵んでいただけないでしょうか…気になりすぎて涙が出てきます。救いをください。お願いします…！ (2023年1月10日 13時) (レス) @page3 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのじぇーけー - 続き……続き……続き……どうか……今更ながら見つけた神作品の……続きを……最後凄い気になるぅ！！どうか続きを恵んでください…… (2022年12月13日 21時) (レス) @page3 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - もう何周もしております……何度読んでも神作品……続きを…お恵みください… (2022年8月17日 22時) (レス) @page3 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
青林檎(プロフ) - どうか...どうか続きをお恵みください...なんでもしますんで...どうか... (2022年4月16日 20時) (レス) id: d1841ceef2 (このIDを非表示/違反報告)
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