第二話 ページ3
福「如何した。
騒がしいぞ」
白華は福沢の姿を見付けると、江戸川から離れ
代わりに福沢へと抱き付いた。
慌てて止めさせようとした中島は、太宰に腕を引かれて立ち止まった。
福「白華、如何して此処に?」
白「父さんと乱歩兄、御弁当忘れて行ったから
母さんと一緒に届けに来たの!」
そうか、と云って福沢は白華の頭を撫でた。
皆は、此の様子を微笑ましく見ていたが
此処に状況を判って居ない者が一名。
中島である。
貴「諭吉さん、御弁当です」
江戸川と国木田にAさんと呼ばれた女性は、
福沢に弁当が入って要るであろう風呂敷を渡した。
福「む、済まないな」
貴「諭吉さんと乱歩、二人揃って忘れて行くんですもの、吃驚しましたわ」
ねー、と云って顔を見合わせる白華とA。
そんな彼女等に、中島はオズオズと声を掛けた。
其の時、探偵社員一同は中島を褒め称え、見直し、胴上げした。
______心の中で。
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アミ(プロフ) - 二十一話の最後、吹きました…まさかですよ (2017年8月26日 21時) (レス) id: 414d8a5104 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 ?^?ω?^?(プロフ) - 何回読んでもすごく面白いです! (2017年8月7日 23時) (レス) id: a4b4b6f943 (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 有り難う御座います!出来るだけ早めに更新しますが、色々都合上ほぼ休日に更新すると思います。暫しお待ち下さい! (2017年4月25日 18時) (レス) id: d9249ee997 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - めちゃくちゃ面白かったです!続き待ってます!(*^▽^*) (2017年4月25日 8時) (レス) id: d48a818a0f (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 黒猫 ?^?ω?^?さん» 有り難う御座います!更新スピード上げれたら上げますね(*~~▽~~*)ゝ (2017年4月24日 7時) (レス) id: d9249ee997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:loveΣ | 作成日時:2017年3月27日 17時