8_見せつけたいよ、熱い思い ページ9
Side:You
?「へぇ〜。なるほどふっかねぇ。」
びっくりした。ホントに。心臓飛び出るかと思った!!
ってかまだ出会って間もないのに私のふっかへの思いに気づいた!?
『渡辺先輩、、驚かさないでくださいよっ!』
もにゅっとした口元をさらにもにゅっと(?)させながら私を見てくる渡辺先輩。
青「別に驚かすつもりはなかったよ。そっちが勝手に驚いただけで(笑)」
『無駄に顔がいいからなんかムカつきますね。』
青「ふはっ(笑)それはほめてるって事でいい?お前おもしれーな(笑)」
勝手にほめてるったとらえて上機嫌になってる先輩をほっといて私はボール拾いへと向かった。
紫「はぁーい!今日もおつかれさまぁ!!今日これで終わり!」
部員がコートに挨拶をしたら練習は終わり。
青「ねぇ、Aちゃん。俺自主練したいから、まだいてくんね?」
『わかりました。』
ふっかと帰りたかったけどこれもマネの仕事。しょうがない。あくまで主役は選手だからね。
青「んで?ふっかのことはいつから好きなわけ。」
ボールを適当にゴールに打ちながらさらっと聞いてきた渡辺先輩。まさかそれを聞くために自主練したんじゃないよね!?
青「Aちゃん、聞いてます?」
『あ、、はい。いつからでしょうね(笑)」気づいたら好きになってました。小さい頃はお兄ちゃんみたいな存在だったんですけどね。』
青「気づいたら、、、ねぇ。俺さ、人を好きになったことないのよ。正直女なんてみんな一緒だって思ってて。俺の顔ばっか見て中身を全く知ろうともしない。だから好きになるって感覚全然わかんねぇの。」
そう言った渡辺先輩は何とも言えない儚く今にも消えてしまいそうな表情をしていた。
『渡辺先輩、、、』
青「翔太がいい。翔太って呼んでよ。おれもAって呼ぶから。」
『しょ、、翔太、、、、、先輩。』
青「今はそれでいいか(笑)」
急にスイッチが入ったと思ったら、何を言い出すんだこの先輩は!!さっきまでの空気は何だったの?
わたn、、もとい翔太先輩はほんとに何考えてるかわかんないなぁ。
青「ふっかとはそれなりに仲いいし。俺でよかったら相談のるよって言っても話聞くだけかもだけど(笑)」
『ありがとうございます。先輩優しいんですね。普段の感じからは想像できない。』
この日から私の恋の相談相手は根は優しい翔太先輩になりました。
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めめらぶ(プロフ) - 感想、リクエスト等あればどーぞ! (2020年11月20日 0時) (レス) id: 2af8c44a58 (このIDを非表示/違反報告)
めめらぶ(プロフ) - 雪の王子様さん» ありがとうございます!これからもよろしくおねぎぃします! (2020年8月27日 15時) (レス) id: 2af8c44a58 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - この話好きです^^ (2020年8月12日 18時) (レス) id: ed717fdd1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meguro_________ren | 作成日時:2020年6月2日 17時