あと１ｃｍの恋 (ページ27)

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26_教えてあげよう僕の秘密の暗号ページ27

Side:You

新幹線を降りて最初に向かったのは、、、

『こーじ、はやく行こ！たこ焼き食べたい！』

K「走らないの、まず点呼とらなきゃでしょ？」

桃「たこ焼き食べたいでやんす！！」

緑「佐久間も、Aと一緒になるな！うるさくてしょうがない！」

橙「皆一旦落ち着こか(笑)」

点呼をとった後(笑)、班ごとでの自由行動時間になったのでこーじおすすめのたこ焼き屋さんに行くことになった。

橙「ついたで！ここや！おっちゃーんっ！！」

た「おー康二、久しぶりやな。あれ？？今日平日やろ？学校はどうしたんや！？向こうでうまくいってへんのか！？」

橙「俺やで？うまくいっとるに決まっとるやん(笑)今日は修学旅行やねん！！新鮮やで？観光地として大阪来るの初めてやから！！おっちゃん久しぶりやし、まけてーや！！」

こーじこんなに明るく話すんだ。なんかかわいいな。

緑「康二、生き生きしてんなぁ。」

K「いやマジそれな(笑)なんか子犬に見えてきた。」

桃「俺っちもおんなじこと思ってたでやんすよ(笑)」

た「そちらが康二の東京のお友達なんか？」

橙「せやで！！右からな、頭いいんやけどあざとすぎるクイズ大好きな阿部ちゃん、アニメ大好きでダンスとアクロバットが得意なんやけど、球技が全くできひんたくｍ、、、ちゃうわ佐久間くん！ほんで、ベネズエラっていう国と日本のハーフで毒舌なカリナ、そんで、、、可愛くてたまに抜けてて、誰よりも一生懸命で、優しいAやで！！」

こーじ、、、絶好調ならぬ舌好調だな(笑)

た「Aさんのことやけにほめるやん。さては康二、、、」

橙「いらん事言わんといてや(笑)でも、俺にこんな最高な時間を過ごさせてくれた大切な友達や。、、、今はまだ。」

最後の一言はよく聞こえなかったけど、たこ焼き屋のおじさんがニコッと笑ったから悪いことではないと思う。

『おいひ～っっ！！さすが大阪！』

橙「おっちゃんの腕がいいからやで？」

緑「マジでうまいなこれ！」

桃「ネギもシャキシャキ、うんまいねぇこれね！」

橙「おい、馬鹿にしとんか！」

K「Aよかったねえ、おいしいたこ焼き食べられて。」

『こーじのおかげ！こーじ大好き！』

緑「Aそれ反則だと思う(笑)」

橙＆桃「、、、///」

K「いや、なんで佐久間も？(笑)」

大阪に来てからのこーじは今まで見たことがないくらい輝いてて。

もっとこーじのことを知りたいと思った。