あと１ｃｍの恋

13_飛び込まなけりゃそうさ始まらない ページ14

Side:Koji



ここ素能高校はこの辺では有名な進学校。

3年生は受験に集中するため、2年生で修学旅行にいくらしい。


櫻「じゃあ、修学旅行の班決めてくぞ〜。大体4〜5人で1班な。」


俺も目黒さんと同じ班になりたい。5人でもええって先生言ってはったしいけるかな、、、


桃「4〜5人だって！！Aちゃん！カリナ！組もうよっ！！」


緑「佐久間、ボリューｍ、、」


橙「なあなあ！俺も入ってええ！？」


緑「もうツッコむ気失せたわ(笑)」


K「元気だねぇ(笑)」


『いいじゃん！一緒の班になろ！楽しみだねぇ佐久間！！』


桃「ワクワクしてるAちゃんかわいいでやんすねぇ！」


『佐久間もかわいいよ！』


ええなぁ。たくまくんは。目黒さんに”かわいい”って言ってもらえて。

まぁ、俺的には”かっこいい”って言ってくれた方がええから。別に悔しくなんてないし。


K「康二はあの中入らなくていいの？」


橙「へ？俺？なんでやねん。」


K「なんでって、、康二Aのこと好きなんじゃないの？」


好き？俺が、、、目黒さんのことを？


緑「俺もそうだと思ってた。違うの？」


あべちゃんまで思ってたってことは、、そうなんかな？


橙「好き、、なんかな？目黒さん見ると胸がキュっとなるけど、、、」


緑「いや、ピュアか(笑)」


K「ってか康二、Aのこと”目黒さん”って呼んでるの？」


橙「ほんまは名前で呼びたいし、呼んでほしいんやけど、、、」


緑「普通に呼べばいいのに。」


橙「やって、緊張してまう、、」


桃「なんの話でやんすか？聞きたいでやんす！」


『私も聞きたい！』


K「ちょうどAの話をしてたの。康二言いたいことあるんじゃないの？」


橙「言わんでええやん！えっと、、」


『なに？向井くん。』


橙「その、、、向井くんってのやめへん？」


『へ？ん〜じゃあ、、康二くん？』


橙「呼び捨てがええなぁ。俺もAって呼んでもええかな？」


『もちろん！こーじ！！』


めｇ、、やないわ。Aの名前呼びはもう心臓がえらいことになってしまうくらいかわいかった。俺の顔赤くなってへんよな？//


橙「なんか恥ずいわこれ。A、修学旅行楽しもな！」


緑「佐久間、顔死んでるよ。」


桃「俺の唯一の三次元の嫁がぁ！！」


K「いつAがあんたの嫁になったの(笑)」



俺、、Aのことが好きなんやな。

自覚してもうたんやからどんどんアピールせんとな。

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