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「…付き合えば……」
唯「え？」
「私とふっか…深澤さんが恋人なら許してくれるんですか？」
唯「！！！」
その瞬間、杉森さんの目は怒りに変わった
唯「何言ってんの！？深澤があなたのこと好きだとでも思ってるわけ！？馬鹿もいい加減にしてよ」
唯「あんたは人殺しの血が流れてんのよ！！
そんなやつに大事なタレントを渡すと思ってるの！？」
声を荒らげる杉森さんは我を忘れていて
店員さんがこっちを見ていた。
幸い、他にお客さんがいなくて助かったけど
「…あの、声が大きいですよ……」
ハッと我に返り
コーヒーを口に運んだ彼女の目は
まだ怒っているようだった。
唯「とにかく。あなたは深澤と結ばれるような運命じゃないのよ最初から。」
「…私の父がなにをしたんですか？」
唯「何も知らないのね。あれは私がまだ5歳のときよ。
あなたの父親は有名な暴力団の息子。つまりあなたの祖父は組長だったわ」
唯「あなたの父親は私の両親をひき逃げしたの。
即死だった。」
悲しみと怒り。そして憎しみ。
彼女の目にはそれしか写っていなかった。
唯「あなたの祖父は裏から手を回した。
だからあなたの父親はなんの罰も受けなかった。
人を殺しているのにね」
こんな話を聞いても
どこか他人事だった。
それだけ自分の心は汚れている。
だって。知ってるから。
お父さんならやりかねない。って
それか、
父親のしたことなんて知ったことじゃない。
そう思っていたのかもしれない。
唯「母親も母親よ。
体売ってたんでしょ？汚い仕事。」
唯「そんな2人から産まれたあんたは
生まれたときから汚ったない人間なのよ」
ひどい言葉だと思った。
だけど、悲しいとか辛いとか
そんな感情なくて
ただただ。無 だった。
自分が汚い人間だってことは
自分が1番わかってたことだから
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ペペロンチーノ(プロフ) - コメント失礼します。とても続きが気になります！更新大変だと思いますが頑張って下さい！ (2019年3月2日 20時) (
レス) id: 117d6a24e5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - コメント失礼します。とても面白いです！続きがとても気になります！次の更新を楽しみに待ってます！ (2019年1月4日 2時) (レス) id: b93eecec6f (このIDを非表示/違反報告)
sy(プロフ) - ぴくみんさん» コメントありがとうございます。亀更新すぎて申し訳ない限りです。。。でも必ず完結させますので待っててください(；；) (2017年5月11日 12時) (レス) id: e95a23e41a (このIDを非表示/違反報告)
ぴくみん - 長丁場の作品お疲れ様です。。ほんとにちょびちょび検索してはまだかなー？まだかなー？と毎日楽しみにしてます！！！次の更新待ってます (2017年5月8日 22時) (レス) id: 92b1e43081 (このIDを非表示/違反報告)
sy(プロフ) - ぽてこ.。さん» コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい！！これからも少しずつですが頑張っていきますので是非見てください(；；) (2017年1月10日 18時) (レス) id: e95a23e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sy | 作成日時：2016年12月26日 0時
