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「ッハァ、ハァ」
薄明かりの気味が悪い空間は、一人で仕事をするときと同じ。
殆ど、というより人は一人も残っていない。
奥にあるエリア
私のデスクがある付近にだけ点った電灯。
"仕事をしろ"と、仕事のあとで告げられる嫌がらせかと息を吐いた。
女だからと舐められることのないようにいたかった。
同等に働いてみたかった。
ただ、それだけだったのに。
「お疲れさん、Aちゃん」
この声が、冷たく硬く閉じ込めてしまった心。
嫌い、嫌い、大嫌い。
私は彼が大嫌いだから、彼になりたかった。
優しい笑顔と穏やかな言葉を重ねて偽る。
そんな愚かな正義者に。
「さっき、流星って男の人と会ってきたで」
「…っえ」
「まぁたイケメン捕まえたんに、勿体無かったなぁ。あ、今回は振られたんやっけ？」
「……………何なんですか」
「お前こそどういうつもりなん？」
「はぁ？」
「俺がいながらも、次々男取っ替え引っ替え。浮気は許すけど、限度を知らなアカンぞ？」
「私と社長の関係は雇い主と雇われる側です。」
「何度言うたらこのトリ頭は治る？タカヒロやぁ、言うとるやんか」
「いい加減にしてください！もう、この会社も辞めますから……！私の人生滅茶苦茶にしないで！」
「俺が？人生を？滅茶苦茶？」
何言うてんの？
彼の口元は弧を描く。薄い唇から白い歯が溢れた。
嗚呼それだ。私が知っている彼の真実を漸く見ることができた気がする。
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憂雅(プロフ) - 深瀬さん» はあぁぁ！！専務！！専務すごく合う！！新しい発見をさせていただきました…。また遊びに馳せ参じます(^^) (2017年4月27日 3時) (
レス) id: 43f21d8ca1 (このIDを非表示/違反報告)
深瀬(プロフ) - 憂雅さん» 憂雅様お久しぶりです。おまたせ致しました（笑）私の中で中間さんは社長というより秘書とか、あとは専務のポジションでして…（笑）完全に私情を挟んでしまいました！また遊びに来てくださいませ！ (2017年4月27日 3時) (レス) id: 5852a1f709 (このIDを非表示/違反報告)
憂雅(プロフ) - お…お待ちしておりました…！中間さんじゃなくて�霤弔気鵑�社長っていう設定は少し新鮮でしたけど面白かったです！ (2017年4月27日 3時) (レス) id: 43f21d8ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深瀬
| 作成日時：2017年4月27日 2時
