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「お前さ、俺の事好きじゃないやんな」
そんなことないよ
「簡単に言うなや、全部面影追いかけてるくせして」
何の面影よ？話をすり替えないで
「気づいてないとでも思ったんか？俺はそないあほちゃうで？」
待って、待ってよ、待ってってば
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「Aさん？」
「藤井く…待って」
「Aさん？？」
「……………ぁ、中間さん」
藤井くん？とついさっき私が口にした名前に首を傾げる中間さん
半ば無理やり押し込めるように、大丈夫ですからと控室に彼を向かわせる。
じっとりとした暑さが夜、私のことを支配して
眠れなかったのが悪かった。
寝覚めの悪い夢まで見てしまったし、何より中間さんのあの顔は。
「…Aさん」
「ハイ」
「それ終わったら任せたい仕事があるらしいから、社長が呼んでました。伝えてほしいと」
「…ハイ、わざわざ有難うございます」
「ん、じゃあ。俺は直帰らしいからこれで」
残された仕事は女性控室のゴミを回収するだけで、帰り際の中間さんとは顔を合わせずに済みそうだった。
ホッと胸をなでおろして、クシャリと音を立てる乾いた生地のジャンパーの裾を握り締める。
あろうことか、私は一番会いたくない社長と
顔を合わせなくてはいけない、なんて。
「SEASIDEのAです。あとは宜しくお願いします」
清掃会社に頭を下げて、カツカツと
無駄に大きな音をたててイベント会場であるホールを出る。
反対車線に乗ってしまえば、簡単に自宅に着く。
それなのに、私は会社へ向けて走る車両に飛び乗った。
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憂雅(プロフ) - 深瀬さん» はあぁぁ！！専務！！専務すごく合う！！新しい発見をさせていただきました…。また遊びに馳せ参じます(^^) (2017年4月27日 3時) (
レス) id: 43f21d8ca1 (このIDを非表示/違反報告)
深瀬(プロフ) - 憂雅さん» 憂雅様お久しぶりです。おまたせ致しました（笑）私の中で中間さんは社長というより秘書とか、あとは専務のポジションでして…（笑）完全に私情を挟んでしまいました！また遊びに来てくださいませ！ (2017年4月27日 3時) (レス) id: 5852a1f709 (このIDを非表示/違反報告)
憂雅(プロフ) - お…お待ちしておりました…！中間さんじゃなくて�霤弔気鵑�社長っていう設定は少し新鮮でしたけど面白かったです！ (2017年4月27日 3時) (レス) id: 43f21d8ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深瀬
| 作成日時：2017年4月27日 2時
