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今日が連勤最終日で、帰省の日だ。
阿部ちゃんと岩本君はひと足早く帰省済みで、私はバイト終わりに家に荷物を取りに行き辰哉とバスに乗り込む予定。
なのに今日に限って、
｢本当に申し訳ありませんでした｣
千賀｢気をつけてな。如月がミスなんて珍しい｣
｢残ってやっていきます｣
今年最後の出勤に大きめのミスをしてしまって。ちゃんと片付けて新年を迎えたいし、他の方に迷惑かけたくないから10時を過ぎてからミス訂正に取り組む。
退勤する時に翔太がどうした？って声をかけてくれたけど、余計な心配をかけたくないからなんでもないよと言った。無理すんなと返し帰っていく姿を見届け、辰哉にLINEする。
“ごめん仕事増えちゃって遅くなる”
“何時になるかわからないから先に行ってて！”
“りょーかい、待ってる”
バス発車までには間に合うと思うけど、ギリギリかななんて思うとすごく張り詰めた気持ちになった。深呼吸してひとつずつ丁寧に直し終えた頃には、10時半で。
なんでこんなミス、と自分に呆れながら塾を出て家に向い数歩歩いた時。
深澤｢ちょっとそこのおねーさーん、｣
｢へっ！？なんですか！…って、辰哉！？｣
深澤｢あはははっ笑 目の前にこんなイケメンがいたのに気づかないとかある？｣
｢いやいると思わないし！自分でイケメンとか言わないで｣
こんな夜に絡まれるかと思いきや、後ろにいたのは鼻の頭と手を赤くした辰哉だった。私の帰省用にまとめたバックを肩にさげ、反対にはコンビニの袋を持っている。
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妄想しか勝たん。 - 人物紹介のところかと思い直させて頂きましたが、これで大丈夫でしょうか？また何かあればコメントお願いします! (2020年12月30日 17時) (
レス) id: fe2bb3b753 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 名前変換が適用されてないみたいです… (2020年12月30日 16時) (レス) id: 5231e5d14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想しか勝たん。 | 作成日時：2020年12月30日 12時
