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法学部のブースの仕事も終わり、あとは夕方もう一度チュロスに行くことになってたけど、それまでには売り切れそうだと舘様から連絡があった。
この後が全て自由になり、とりあえず約束通り辰哉を呼ぶ。
深澤｢ラーメン売り切れたわ｣
｢うそ！チュロス勝ってたのに！｣
すぐ来てくれた辰哉はまだタオルを巻いていて、さすがに外してと言うと忘れたってほどいて髪を手で直した。
お昼を食べてないからお腹が空いたので、とりあえず知り合いがいる屋台に行くことに。
｢康二くんのタピオカと岩本君のタピオカどっちにしよう｣
深澤｢どっちも買えば？｣
｢いや2杯もタピオカ飲めないし太るし笑｣
深澤｢じゃあ俺も買うから半分こしよ｣
そう言ってさらっと康二くんからも岩本君からもひとつずつ買った。お互いに半分ずつ交換して飲み合う。大して味が変わらないような気がしたけど、康二にそれ言ったら拗ねそうだなって笑いあった。
深澤｢間接キスってやつ？｣
｢うるさいな今更。日常茶飯事でしょ｣
深澤｢まーな。あ〜疲れたぁ｣
｢ラーメン頑張ってたもんね、お疲れ｣
大きく伸びる辰哉の脇腹に軽くパンチを入れてやると、なんか反応違うだろ！ってつっこまれた。逆に頭を撫でたりなんかするような関係でもないし、私はこれが正解な気がするんだけどなあ。
深澤｢新しい恋に踏み出す気になった？｣
｢え？｣
深澤｢先生との不完全燃焼にけりつけたから、なんかそんな気になんないのかなーって｣
｢なんないよ。好きな人が出来たら別だけど｣
人の少ないスペースにこしかけ、タピオカ片手に2人とも休んでいると、急にそんなことを言い出す。文化祭を回っているカップルを1日の中で見て、そう思ったのだろうか。
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妄想しか勝たん。 - 人物紹介のところかと思い直させて頂きましたが、これで大丈夫でしょうか？また何かあればコメントお願いします! (2020年12月30日 17時) (
レス) id: fe2bb3b753 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 名前変換が適用されてないみたいです… (2020年12月30日 16時) (レス) id: 5231e5d14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想しか勝たん。 | 作成日時：2020年12月30日 12時
