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向井｢如月さん、そっち席つめていい？｣
｢あ、うんありがとう。辰哉の席空いちゃったもんね｣
阿部｢こんな美味しいの食べれないのはもったいないな〜ふっか｣
向井｢わざわざ送るなんてお人好しやね｣
｢ほんとね。…なんか、ごめん！騒がしくしちゃって｣
舘様がグラスを拭きながら、謝る私を見て微笑んでくれる。私が謝ることじゃないって言ってくれる阿部ちゃんと康二くんの優しさにも救われた。
｢三宅先生とは最近付き合い始めたの。お酒は弱いって聞いてたんだけど｣
阿部｢そうなの！？知らなかった｣
向井｢すごいかっこいい方やったもん。如月さんと並んでも遜色ない！｣
｢ありがと、でも第一印象があれはいやだね｣
三宅くんが1人であんな風に飲むなんて、きっとよっぽどの事があったんだと思う。もう外が暗いから、辰哉が先生を送ってくれたけど、後でちゃんと連絡しなくちゃ。
阿部｢それにしても、さっきの舘様すごいかっこよかった！お帰りくださいって｣
向井｢ほんま惚れるかと思たわ〜｣
三宅くんと再開した話をした後、2人がそう言うと舘様が微笑む。阿部ちゃんが貴族みたいだったとか言うからまた独特だねって笑われていた。
宮舘｢如月さんの魅力に落ちた人なら、性根が悪い人ではないと思ったの｣
｢…え？｣
宮舘｢如月さんにほれる人は、きっとみんな不器用なんだよね｣
｢…うん。三宅くんも、きっとそう｣
言葉が魔法みたいに心に溶けて温めてくれる。そんな感覚だった。すごいなぁ、頭が上がらない。
今までのもやもやした気持ちが一変してしまうくらい、あまりに温かい言葉だった。油断すると、泣いてしまいそうで黙々と料理を口に運んだ。
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妄想しか勝たん。 - 人物紹介のところかと思い直させて頂きましたが、これで大丈夫でしょうか？また何かあればコメントお願いします! (2020年12月30日 17時) (
レス) id: fe2bb3b753 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 名前変換が適用されてないみたいです… (2020年12月30日 16時) (レス) id: 5231e5d14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想しか勝たん。 | 作成日時：2020年12月30日 12時
