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三宅｢はいよっと｣
｢あっ、すいません三宅さん。ありがとうございます｣
暇だからとことんバイトを入れている夏休み。棚の上の教材を取ろうと背伸びしていると、後ろから手が伸びてくる。その手のひらだけで三宅先生だとわかった。
それを受け取ったのに、三宅先生はまだ手を離そうとしない。
｢え？｣
三宅｢何？早くとりなよ｣
｢いや、せんせ、三宅さんが話さないから、｣
三宅｢へへっ、いたずらー｣
子供みたいな無邪気さが、昔と変わらなくてむず痒い感じだ。先生が来て1週間になったが、先生から謝られた後、こんな風に私が気を使わなくていいように接してくれているのを実感していた。だから気まずさもなく一緒に特別講義の準備をしたり出来てるんだと思う。
だから、この時は何も不思議に思って無かったんだ。
三宅｢今日上がり10時？｣
｢はい。その予定です｣
三宅｢少し遅れてもいいか？話したいことがあってさ｣
｢…？大丈夫ですよ｣
仕事の話を自販機のところでしてから帰ることはよくあったから、今日もそうだと思ってて。でもバイト終わり、あの夜話した場所まで先生は歩いていく。
後ろを着いていくと、先生は立ち止まって私を見た。
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妄想しか勝たん。 - 人物紹介のところかと思い直させて頂きましたが、これで大丈夫でしょうか？また何かあればコメントお願いします! (2020年12月30日 17時) (
レス) id: fe2bb3b753 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 名前変換が適用されてないみたいです… (2020年12月30日 16時) (レス) id: 5231e5d14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想しか勝たん。 | 作成日時：2020年12月30日 12時
