二十四夜 ページ24
Aside
「その子、アンタの事好きね。」
『………はい?』
快斗くんが帰った後、コナン君達より先に蘭ちゃんと園子ちゃんが来てくれた。
私は2人に今日あった事(主に快斗くん)を話した。
『えぇ?ないないない。』
「絶対あるわよ!
好きでもない子に抱きついて泣いたりする?」
「絶対快斗くんって子、Aちゃんの事好きだよ!」
『うーん、そうなのかなぁ………』
………もし仮に快斗くんが私の事が好きでも、私に付き合う権利は無いし。
第一、こんな体じゃ快斗くんが笑顔にならないじゃないか。
『……それに、快斗くんには可愛い幼馴染が居るし。』
「ってか、アンタはその"快斗くん"って子の事どう思ってんのよ!」
『え?う、うーん……友達、かな?』
「えー!?うっそぉ!」
「ま、まあまあ園子落ち着いて?Aちゃんだってその子の事が好きな訳じゃないんだから。」
「………そろそろ皆が来る時間かな?」
『え、本当?
楽しみだなぁ!どんな子達なんだろう……!』
「Aちゃん、覚悟しといた方が良いよ。」
「ハハハ……」
『???』
コンコンッ
『あ、来た?
ど、どうしよう緊張するなぁ……』
「なぁに子供相手に緊張してんの!」
「大丈夫よ、皆いい子だから♪
どうぞ〜!」
『ちょ、蘭ちゃんまだ心の準備が………』
ガラガラッ
「俺いっちばーん!」
「ああ、迷惑ですよ元太君!」
「そうだよ〜!」
一番に病室へ飛び込んできたのは、
小太りな少年・頬にそばかすがある少年・可愛らしい少女だった。
「うおっ、綺麗なねーちゃんだな!」
「本当ですね!」
「可愛い、お人形さんみたい!」
『え、えっと……
こ、こんにちは、私はA。
皆の名前を教えて欲しいな。』
「おう!俺は元太!」
「光彦です!」
「歩美だよ!」
「3人合わせて〜」
「「「少年探偵団!」」」
元太君、光彦君、歩美ちゃんは、BURRN!と効果音が付きそうな決めポーズをした。
『よろしくね、少年探偵団の皆。』
「でも、少年探偵団はもう2人いるけどな!」
「え、そうなの?」
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黒猫 - 悲しい話で泣けますね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: 7a5a46f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
28cm(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/fuka141213/←続編のURLです! (2017年1月17日 19時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
28cm(元猫耳剣士)(プロフ) - 続編を作りました![28cm]か[月明かりの下、今日も君を待つ]で検索してください!機種変の関係で続編に行かせてもらいます。これからもどうぞ宜しく! (2017年1月4日 9時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳剣士(プロフ) - からーさん» からーさん、コメントありがとう!完結までどうか見ていてくださいね! (2016年12月11日 12時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
からー - これは一コメと言うヤツですかな!?初小説との事ですが、いつも真剣に見てしまいます!完結まで、頑張って! (2016年12月11日 12時) (レス) id: 81411e5d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫耳剣士 | 作成日時:2016年12月10日 12時