Story9 ページ9
樹side
今日は○○市で撮影らしい。
近いけど、タクシーで行くのは高い距離。
そういう時こそ自分の車。
マースに餌を上げて
樹「マース行ってきます。」
いつもお見送りをしてくれる。
今日も癒しだな。
部屋の鍵を閉めてる途中、不意に横の部屋を見てしまう。
また、今日も会ったらどうしようという考えをしてしまっていた。
Aちゃんって何歳なんだろう。
どんな仕事してるのかな。
と、たった数時間しか会っていない相手のことを考えてた。
そんなことを考えるなんて俺にとっては珍しい。
なんて思いながらエレベーターへ。
ドアを閉めようとした時、前から女性が急いで入ってきたので、すぐさま開くボタンを押した。
乗ってきた女性はとても焦っているようだった。
エレベーターで2人きり。相手の柔軟剤の匂いが鼻に伝わってきた。
昨日嗅いだ匂い。
『あ。すみませんありがとうございま……あ、、』
女性が顔を上げると、
樹「あれ?昨日のAちゃん?」
昨日あったAちゃんだった。
その後色々話を聞いて○○市までまた送ることに。
『昨日に引き続きすみません。』
申し訳なさそうに謝るAちゃん。
樹「大丈夫ですよ。1人で乗るのもいいですけど、誰を乗せて走らせるのもいいですよね。」
ついくさい言葉を言ってしまった。
『メンバーを乗せたりしないんですか?』
目を丸くして質問をしてくる君。
樹「みんななかなか乗らないかな。まあ、北人さんぐらいかな」
なんて話をしているとAちゃんの仕事場についた。
『すみません本当にありがとうございます。お仕事頑張ってください。』
樹「ありがとう。Aちゃんも頑張ってね。それじゃ。」
俺の車が見えなくなるまでお辞儀をして見送りをしてくれた。
本当にいい子なんだな。
帰り寄ってみようかな。
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猫(プロフ) - yit高梨アヤメ@新垢さん» わー!ご指摘ありがとうございます( ; ; )忘れてました💦 (8月24日 12時) (レス) id: 0194a7ae09 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるのでオリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (8月24日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫 | 作成日時:2023年8月23日 21時