紅白の (( Ko ページ8
side Ko
僕の彼女は人見知りで引きこもり 。
最近は家から1歩も出てこない 。
毎日片付けは僕がやるし 、
働いているのだって僕である 。
それでも苦にならないのは 、
彼女に美しい容姿と美しいの心があるから 。
純粋無垢な彼女が無理に働きに出て汚れるくらいなら僕が全て受け持とうと思っている 。
彼女は僕が好きでいてくれたらそれでいいのだ 。
何も望まない 。
しかも最近では料理をしようともしてくれるし 、洗濯もしようとしてくれる 。
でも僕は結構こだわりがあるから 、洗濯は自分でやるし 、夜ご飯は僕が作る 。
その夜ご飯を持っていくと彼女は少し震えるんだけど 、何せ少し対人恐怖症があるからしょうがない 。
Ko「 ごめん 、昨日の綺麗にしてなかったね 。」
「 いいわ 、」
僕は彼女の部屋の掃除を忘れていた 。
彼女の部屋は白く整っているのだが 、
今日は料理の匂いとは対象的な鼻を刺す匂いがあり 、掃除をサボってしまったことを物語る 。
「 ご馳走様 …… 」
Ko「 どうした 、寒い？それとも怖い？」
ふるふると震えの止まらなくなる彼女 。
まぁよくあることだから僕はもう見慣れたけれどもね 。
それでも心配は心配だ 。
Ko「 片付けてくるから待っててね？」
僕はそう言う時 、必ず愛してあげる 。
例え僕が疲れていても彼女の運動には付き合ってあげる 。
「 やっと … きてくれ 、た … 」
遅かったね 、ごめんね 、片付けに時間がかかっちゃった 。
僕はすぐに彼女の服を脱がすと 、
彼女は少し震えながら僕の瞳の奥を捉えた 。
白い部屋には赤い花々がよく映える 。
Fin.
.
.
.
Ko-chan's lost thing ＿＿＿ 理性
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
これでのこうちゃんは自己中心的に考えているという設定です 。
彼女は家から出られない状況で 、怯えています 。
そんな 、ちょっとサイコパス的なこうちゃんでお送りしました 。
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S.Laser(プロフ) - rioさん» ありがとうございます！嬉しいです…！ (2020年5月14日 0時) (
レス) id: 12c6116602 (このIDを非表示/違反報告)
rio - すごく儚くて、幻想的なお話で素敵です。 (2020年5月13日 2時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S.Laser | 作者ホームページ：
作成日時：2020年4月19日 19時
