思い出はいっぱい (( Ymmt ページ7
side Ymmt
ある日曜日の話である 。
華奢で小さな彼女と2人でベッドの中 。
今日も僕の腕の中で寝たいと言うんだ 。
「 祥彰くんあったかい 。」
Ymmt「 どうしたの甘えんぼう 。」
僕ら2人の部屋は結構ものがある 。
でかでかと記念日の書いてある写真や 、
2人の誕生日が入っているアクリルスタンド 、
さらには思い出の詰まったチェキがたくさん貼ってある 。
正直ごちゃごちゃはしているのだが 、2人でいることが何よりも幸せだからいい 。
「 明日の朝ご飯は何しようか？」
Ymmt「 いつものにしようよ 、おにぎり！」
「 うん 、そうしよう 。」
あ 、眠たそう 。
目がとろんとしてきている 。
Ymmt「 そろそろ寝ようか 。」
「 うん 、おやすみ祥彰くん 。」
「 ねぇ 、」
どうしたの？と聞こうとしたら 、
彼女はゆっくりと目を瞑って近づいてきた 。
… おねだりだな 。
僕は 、そっとキスをした 。
彼女はふっと微笑んで 、また明日とだけ呟いた 。
Ymmt「おやすみ 、A 。」
また 、ね ？
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
やけに日差しが強い朝を迎えた 。
「 おはよう 、祥彰くん 。」
Ymmt「 ん …？」
「 大丈夫 、今日は月曜日よ 、」
Ymmt「 … あぁ 、月曜日か 。」
カレンダーを見ると 、確かに月曜日 。
また 、リセットされたなぁ 、
僕はちらりと飾られた写真をみる 。
また 、新しい1週間が始まった 。
Ymmt「Aちゃん…？おはよう … ！」
Fin.
.
.
.
Yamamoto's lost thing ＿＿＿ 記憶
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S.Laser(プロフ) - rioさん» ありがとうございます！嬉しいです…！ (2020年5月14日 0時) (
レス) id: 12c6116602 (このIDを非表示/違反報告)
rio - すごく儚くて、幻想的なお話で素敵です。 (2020年5月13日 2時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S.Laser | 作者ホームページ：
作成日時：2020年4月19日 19時
