Maackia (( Kwmr ページ14
side you
彼は1つの作品のようだ 。
お洒落な服を着て 、
髪も少し遊ばせて 、
窓際の椅子に静かに座りながら 、
紅茶を嗜むその姿 。
休日の彼のルーティーン 。
誰も近寄れないようなオーラを纏って今日も存在している 。
本当に美しいものを見た時には声が出ないとはこのことだと思った 。
心を奪われた 、時が止まった 、
そんな感覚さえもあった 。
Kwmr「 1杯どうです？心地いいですよ 。」
「 いえ 、私は大丈夫ですよ 。」
“ 貴方を眺めているだけで心地いいです ”
Kwmr「 そうですか 、」
Kwmr「 晴れの日はこれに限りますけどね 」
私は彼の横の椅子に座り 、
お菓子を1つつまんだ 。
美しい景色とともに食べるお菓子は 、
いつもと何の変哲もないはずの味を 、
格段にグレードアップさせる 。
Kwmr「 素敵な休日ですね 。」
「 そうですね 、幸せです 。」
今日も今日とて何て心地いい日曜日なのでしょうか 。
Kwmr「Aさん 、」
「どうしました？」
Kwmr「Aさんと一緒にいることが 、とても幸せです 。」
「私もですよ？」
Kwmr「これからも隣にいてくださいね 。」
Kwmr「こんな自由なところを許してくれるのはAさんくらいしかいないと思うので 。」
「それは私のセリフです 。」
「河村さんじゃなきゃ 、ダメです 。」
Kwmr「… 照れますね 。」
「顔熱いです 、」
今日は一段と 、身も心も暖かい休日になりました 。
Fin.
.
.
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Maackia ＝ 犬槐 (いぬえんじゅ)
language of flowers ＿＿＿ 上品
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S.Laser(プロフ) - rioさん» ありがとうございます！嬉しいです…！ (2020年5月14日 0時) (
レス) id: 12c6116602 (このIDを非表示/違反報告)
rio - すごく儚くて、幻想的なお話で素敵です。 (2020年5月13日 2時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S.Laser | 作者ホームページ：
作成日時：2020年4月19日 19時
