297: 引っかかる事 ページ34
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シーザー「ギルドの連中はその紋章を体のどこかに入れるってのが確かなら、どうもこの事件は二つの組織が手を組んで起こしてるように思えるんだ。」
レム「二つの組織？ 「眠り神の棺桶」以外に別の何者かが姫様を狙っていると？」
シーザー「ああ。ちょっといじるぞ……」
そう言いながら、シーザーは二十枚の似顔絵を七枚と十三枚に分けた。
シーザー「こっちのミレイ、アオバ、ユウナ、フウキ、カズハ、ササノ、クルミは、おれが捕まってた間に顔を合わせた連中だ。これ以外の奴は見た事がない。
それでもって、もしギルドの連中全員は確実に体のどこかに紋章を入れてるなら、この七人はそのヒュプノスコフィンの連中じゃねぇ可能性がある。」
ジュビア「紋章が無いという事ですね。」
シーザー「見えない位置にあるなら話は別だが……おれにはどうも二つの別の組織が手を組んでいるようにしか思えないんだ。」
ラクサス「二つも組織がいるかはわからないが……少なくともあと一人、仲間がいると思うぞ。」
リサーナ「どうして？」
仲間の質問に、ラクサスは一枚の似顔絵を見ながら答えた。
ラクサス「アンズって女なんだが……クイゼっていう奴の話をしてた。奴はそいつらの恩人で、奴の命令は絶対……とな。」
シーザー「その名前だったらおれが会った七人もよく言ってたぞ。会ったことはないが、会話の内容から、連中の上司みたいな感じだと思う。」
エルザ「束ねている者がきちんといる、という事だな。」
シャルル「一人だけ高みの見物をしてるのかしら？」
シェリア「どうなんだろう？」
ユウカ「普通なら、マスターはマスターと呼ぶよな？ 「剣咬の虎」の様な形ではない限り。」
シェリー「そう考えると、名前にさんを付けて、恩人と呼ばれていたので、クイゼという方はマスターではない可能性が？」
ジェニー「でも別に二つの組織が協力して動いてるっていう証明にはなってないわよね。」
ヒビキ「何か手がかりでもあれば……」
しばらく悩んでみた一同だったが、答えにはたどり着かなかった。
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さる吉(プロフ) - バックナーさん» 再登場いいですね！彼らの今後の活躍が楽しみです！ (2020年7月6日 5時) (
レス) id: 626e86ce5e (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» 原作ではイゾウが再登場しました！！ (2020年7月6日 5時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» 原作では不死鳥マルコが再登場しました！！ (2020年6月21日 15時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» まさかジンベエがこの世界に来ることはないですかな？？更新楽しみにしてます！！ (2020年5月27日 22時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - バックナーさん» ありがたいことに五年になりました！続編できましたよ！ (2020年5月20日 13時) (レス) id: 626e86ce5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さる吉 | 作成日時：2019年4月4日 8時
