296: 手がかりの紋章 ページ33
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散らばる似顔絵を見つめるレムに、シャチは質問した。
シャチ「どうだ、何かわかりそうか？」
レム「いえ……ただ、気になる事が……
僕が姫様を助けるために飛び込んだ時も思ったのですが、全員若いですよね……まだ十代くらいではないかと思うくらい。子供もいますし……」
ドランバルト「お前の言いたい事なら大体わかるぞ。もし軍事的な力が動いてるなら、このメンツにはおそらくならない。つまり、何か別の力が働いている……」
レム「ええ。仮に彼らが魔導士ギルドの者だとしましょう。ですが、こう疑問に思うのです。皇帝が一ギルドをそこまで信頼し、このような使命を与えるのかと……」
ナミ「あ。」
唐突に声を出したナミに、全員の視線が集まった。
ナミ「ギルドで思い出した！ 確かギルドの人って、体のどこかに紋章を入れる必要があるのよね？」
リオン「確かにフィオーレではそうだが……」
ナミ「実はあの時……じゃん！」
なぜか胸の谷間からナミが取り出したのは、ブローチだった。逆さの棺桶のような形に、逆さの十字架と三日月が描かれた。
サンジ「ナミさん！ それは……！」
ナミ「あのカレンって女がつけてた奴。何か手掛かりになると思って、くせですっちゃった。」
語尾にハートがつきそうな風に言ったナミに、フランキーは褒め言葉を送った。
フランキー「でかしたぞナミ！ お前はやりゃあできる女だ！」
ナミ「ちょっとどういう意味？」
レム「すみません、見せて下さい！」
ナミ「はい、どうぞ。」
手渡されたブローチをじっくりと観察したあと、レムは答えを口にした。
レム「ヒュプノスコフィン！ これはヒュプノスコフィンの紋章です！」
たしぎ「ヒュプノスコフィン？」
レム「「眠り神の棺桶」ヒュプノスコフィン。リムネ帝国最強の魔導士ギルドだと言われています。ここのギルドなら皇帝が信頼を置くのも納得がいく！」
バッカス「とすると、こいつら全員が、そのヒュプノスコフィンのメンバー……リムネ帝国からの刺客ってわけか！」
シーザー「いや、なんか引っかかるな……」
ブツブツと独り言を続けるシーザーに、ローが詰め寄った。
ロー「何が引っかかる？ 情報は共有しろ。それとも�牋梁腓覆觜厦��瓩北瓩蠅燭�ないのか？」
シーザー「言うさ言う！ 少し整理してただけだ！」
自分の中で処理をするのが終わったあと、シーザーは引っかかったことを伝えた。
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さる吉(プロフ) - バックナーさん» 再登場いいですね！彼らの今後の活躍が楽しみです！ (2020年7月6日 5時) (
レス) id: 626e86ce5e (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» 原作ではイゾウが再登場しました！！ (2020年7月6日 5時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» 原作では不死鳥マルコが再登場しました！！ (2020年6月21日 15時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
バックナー - さる吉さん» まさかジンベエがこの世界に来ることはないですかな？？更新楽しみにしてます！！ (2020年5月27日 22時) (レス) id: adfb5f9265 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - バックナーさん» ありがたいことに五年になりました！続編できましたよ！ (2020年5月20日 13時) (レス) id: 626e86ce5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さる吉 | 作成日時：2019年4月4日 8時
